魔女と野獣のネタバレ(漫画)！ギドとアシャフが狙う獲物とは？

今回は「佐竹幸典」先生の『魔女と野獣』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『魔女と野獣』はこんな漫画(あらすじ)

古来より恐ろしい存在として忌み嫌われてきた魔女が崇拝されている街に、棺桶を背負ったアシャフという男性と鋭い眼光のギドいう少女が姿を現します。

彼等が探し求めているのは街の英雄として崇められる魔女でした。

ギドとアシャフが魔女と出会った時、壮絶な死闘の幕が切って落とされます。

圧倒的なスケールで異種族間のバトルを描いていく『魔女と野獣』！

今回は熾烈な争いが繰り広げられるSFファンタジー漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

手に汗握りながら躍動するギドとアシャフの姿を夢中になってお楽しみください。

『魔女と野獣』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

魔女が存在するこの世界では、魔女の呪いを解く方法は2つあると言い伝えられていました。

1つは白馬に乗った王子様の口づけで、もう1つは魔女の気まぐれと言われています。

そんな魔女を探し求めているギドとアシャフがある街にやってきました。

この街には魔女が住んでいるという情報を聞きつけたため、2人は遠路はるばる訪れたのです。

「おいコラ、アシャフ、本当にココにいんだろな」

「いるのは確かさ、とはいえそれがお前の目当てか否かどっちだろうな、ギド」

まず2人はファーストフード店で空腹を満たしながら情報を収集することにしました。

しかし店主は棺桶を背負っているアシャフと、鋭い視線で睨みつけるギドの様子が気になっているようです。

そんな中、魔女について詳しいという女性がアシャフの横に姿を見せました。

「おや、コレはコレは、もしや君が魔女かい？美人だ、魔女の特徴さ」

マリーというこの女性に対してアシャフは紳士的な態度を取るのですが、ギドは彼のような態度を取ることができません。

「どこだ？どこにいやがる・・・？」

「コラコラ落ちつけ、ギド、やぁ失礼、魔女の事になるとつい熱くなるんだ、コイツはある魔女に用があってね、けどそれがどこにいるのかわからなくて困ってる」

マリーは2人が探している魔女の特徴を尋ねてきます。

ですが2人は魔女の特徴を把握していませんでした。

2人がマリーと会話をしていると、街の中に巨大な魔獣が現れます。

「のこのこ現れやがったな・・・！魔女だ！！」

ギドは魔獣の正体を魔女だと思うのですが、マリーが反論してきました。

「いいえ、全っ然違います！あなた方が探しているのはあちら」

「あぁ！？」

マリーが指差す方向を見ると1人の女性が立っています。

「ねえ荷物持っててくれるかな」

魔女はマリーに荷物を渡すと、自らの身体に呪符のような物を浮かび上がらせながら魔獣と対峙していきました。

イオーネと名乗る彼女の魔力は凄まじく強力で、一瞬にして魔獣を制圧していきます。

こうして魔獣から街を救ったイオーネは人々から英雄扱いされていました。

「あれがこの街の魔女か、驚いたな、ずいぶんな人気だね、どうも」

果たしてイオーネはギドとアシャフが探し求めている魔女なのでしょうか！？

ギドとアシャフのミステリアスな姿が印象的でした。

その中で登場したイオーネもインパクト抜群の存在感を放っていますね。

謎めいたギドとアシャフが魔女を追い求める様子を描いた『魔女と野獣』！

ここから物語は一気にスリリングな展開となっていきます。

緊張感が漂う続きをじっくりとご覧になってください。

後編

魔女の姿を確認できたアシャフは安心感を抱いていました。

「さておき早速”魔女”が見つかって何より、だがいいかギド、まずはウチの任務が優先だ、勝手な行動は・・・おや？」

勝手な行動を控えるよう注意するアシャフだったのですが、ギドは既に魔女の元へ向かっていたのです。

「見つけたぜぇ、クサレ魔女がぁ！！テメェ・・・オレのこの面に見覚えあんだろが！？」

「どうだったかな」

ギドは魔法で拘束されてしまうのですが、彼女の怒りが収まることはありません。

「しらばっくれてんじゃねぇ・・・」

しかしイオーネは英雄扱いされているため、警察官に拘束されてしまいました。

その中でギドは魔女が災いしか運んでこない存在だと強調していきます。

「フフフ・・・乱暴な娘だね、じゃあ君はそんな凶悪な魔女から彼等を守る正義の味方？」

「んな訳あるか、この街もクソ共もどうなろうが知ったこっちゃねえ、要するにだ、邪魔すんじゃねえっつってんだ、オレがテメェをブチのめすその邪魔をな・・・！」

「フゥー・・・あっさり縛られといて何言ってんだ」

確かにイオーネの言う通りこの状況でギドは何もすることができません。

すると彼女を助けるためアシャフが現れました。

アシャフはすぐにギドを取り囲む警官を排除していきます。

「やーれやれ全く・・・毎度毎度・・・何度言えばわかる、殴るな、喋るな、突っ込むな、頼むから俺に任せて大人しくしてろ」

「黙れアシャフ、オレに指図すんじゃねぇ」

アシャフはイオーネに対して敵意がないことを説明しました。

「ただ魔女であるあなたに少ーしばかり話があるだけさ」

しかし様子を見ていた街の住民が暴れ出したため話をすることはできません。

そのためアシャフはギドを連れて一旦この場から離れることにしました。

魔女の元から立ち去った2人はこの街の歴史について調べてみることにします。

約400年前、この街は悪しき魔女の呪いによって業火に襲われる土地でした。

しかし悪しき魔女を討伐したことにより呪いを封じてきたのです。

「呪いを封じただぁ？」

「それがまあこの街の一応の歴史らしい、そしてここはその史実の所縁の地、呪いの業火を封じた土地にして、現在魔女が住まいとしてる城だ」

「んだそりゃ、なんでんな所に魔女が住めてんだよ」

「それだけ支持を受ける存在になれたって事だ、この400年の間にね」

この史実をギドは信用していませんでした。

「ケッ、うさんくせぇ」

すると魔女の住まいにマリーが現れます。

彼女はイオーネの弟子として働いているため、この城に出入りすることを許されていました。

そんなマリーにギドが魔女との面会を求めます。

「お断りします、あなたのような悪人を師匠に会わせる訳ないわ！」

「魔女はクソだぞ、んなモンかばって何が楽しいんだ？」

「だから会わせないと言ってるんです、少しはこの街の歴史を知ってるでしょ・・・？」

この街は業火の件があったため魔女を迫害してきました。

イオーネはこのことを憂いたため街に対する奉仕活動に尽力してきたのです。

そのため街の人々もマリーもイオーネを尊敬していました。

「ハッ・・・下らねえ・・・」

「いやぁーいい話だ、感動したよ、けど何もかも正面から鵜吞みにするのはオススメしないね」

マリーに魔女の恐ろしさを忠告するのですが2人の言葉は信用してもらえません。

しかしここからこの街にはギドとアシャフが忠告した通り、魔女の恐ろしさを証明する出来事が起こり始めるのです。

果たしてギドとアシャフは魔女の呪いからこの街を救うことができるのでしょうか！？

その顛末は実際に漫画を読んで確かめてみてください。

『魔女と野獣』はこんな人にオススメ

スリリングでドラマチックなファンタジー漫画になっています。

そのためSFファンタジー漫画を読んでドキドキしたい人にオススメですよ。

英雄と崇められる魔女の恐ろしさを表現していく『魔女と野獣』！

読めば読むほど熱中できる作品に仕上がっています。

是非この機会に熾烈なバトルに熱狂してみてください。

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