『この音とまれ！』のネタバレ！最新刊の発売日はいつになるの？

今回は「アミュー」先生の『この音とまれ！』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『この音とまれ！』はこんな漫画

倉田武蔵（たけぞう）は筝曲部で琴を習っていたのですが、先輩が卒業してしまい部員が自分一人だけになってしまいます。

部の存続のため新入部員の勧誘を始める武蔵なのですが、誰も見向きもしてくれません。

そんな中、不良に部室を占領され困り果てる武蔵の前に、超問題児の新入生が現れます。

不良を追っ払ってくれた問題児は久遠愛（ちか）といい、なんと彼は筝曲部へ入部したいと言ってきました。

琴とは無縁そうに見える久遠と、部長として真面目に筝曲部を守り抜こうとする武蔵が華麗なメロディーを奏でていく『この音とまれ！』。

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

感動的な青春ヒューマンドラマに涙が止まらなくなりますよ。

『この音とまれ！』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

卒業式の日、先輩から筝曲部の未来を託された武蔵。

自分にとってかけがえのない居場所を守り抜く決意を固めていました。

「よし！バッチし！あとは一階の廊下に・・・」

四月になり入学式が終わると、武蔵が筝曲部に新入部員を勧誘するためチラシを貼っています。

しかし今のところ誰も興味を持ってくれていませんでした。

熱心にチラシを貼っていると校長先生が声をかけてきます。

実はこの筝曲部は校長先生の知人が創設したものでした。

そのため部の存続を応援してくれていたのです。

しかし新入生が一人も入らないと廃部になってしまう筝曲部。

武蔵は懸命に勧誘活動を続けているのですが、現在の部室は不良のたまり場にされてしまっていました。

「そろそろ出ていってくれないか・・・！今日から新入生も見学にくるんだ！」

勇気を出して不良たちを注意するのですが暴力を振るわれてしまいます。

どうせ廃部になるんだから、このままたまり場にすると言い出す不良たち。

「そんなことはさせないっ、部は潰させない・・・っ、先輩と約束したんだ、だから」

しかし不良たちはさらに暴れ始めてしまい、武蔵の腕をへし折ろうとします。

すると突然男性が現れ、不良に飛び蹴りを浴びせました。

「おいてめーら、俺の道の前でごちゃついてんじゃねーよ、のけっ」

あっという間に不良たちを追い払ってしまったこの男性。

彼は久遠愛という新入生で、去年警察沙汰の事件を起こした有名な超問題児だったのです。

部室の前で固まる武蔵をにらみつける久遠。

「おい、俺はそこに用あんだよ、どけっ」

「用って・・・僕はこの筝曲部の部長で・・・」

「てめーがぁ？ふざけんなよ、ヤローかよ、美人な女の先輩じゃねーのかよ、しょーがねぇな、ホラよ」

彼が武蔵に渡してきたのは筝曲部への入部届でした。

武蔵は事態を理解できず固まってしまいます。

すると久遠は勝手に部室の中へ入っていきました。

どう考えても久遠が琴に興味があるとは思えない武蔵。

「どっどういうつもりか知らないけどっ、これは受けとれない！ここは琴を弾く部であって君ら不良のたまり場じゃないんだ！出てってくれ！」

どうにか久遠を部から追い出したのですが、彼に筝曲部の看板を持ち去られてしまいます。

トラブルばかり巻き起こってしまう一人ぼっちの筝曲部。

しかし先輩から大切な部を任された武蔵。

大事な看板を取り返すため、恐怖に怯えながら久遠と対峙することを決意します。

果たして武蔵は久遠から看板を取り戻すことが出来るのでしょうか！？

筝曲をテーマにしているという真新しさに興味を惹かれ読んでみることにしました。

冒頭からかなり面白い展開だったので、読んでみて正解でしたよ。

琴を弾くシーンはここまでほとんど出てこないのに、気がつくと物語に夢中になっていました。

ここからどんどん琴の音色のように美しく洗練されていく『この音とまれ！』。

読まないと損をしてしまう魅力的な漫画です。

久遠と武蔵に絆が生まれだすところに注目しながら続きをご覧ください。

後編

勇気を出して久遠と対峙することにした武蔵。

「いっ・・・今すぐ看板返してくれないか！」

「やだ」

「まさかもう捨てたりなんて・・・頼む、返してくれ！あれは先輩から受け継いだすごく大事なもので」

「ごちゃごちゃうっせーんだよ、てめぇに返すもんなんざクソもねぇ！大体あんなんで何が大事だ、笑わせんな」

その後も久遠は筝曲部の部室に足を運び続け、不良たちが汚したゴミを片付けていきます。

彼にパシリのような扱いを受ける武蔵。

久遠の命令でゴミ出しをさせられることになりました。

すると部室をたまり場にしていた不良たちが再び武蔵にからみ始めます。

そこに再び久遠がやって来て助けてくれようとするのですが、武蔵が止めに入りました。

「んだよ、てめーを助けてやろーってのに、こいつらにいじめられてんだろ？」

「よっ余計なお世話だ！」

「何が余計なんだよ、部を散々荒らしてたのもあいつらだろ、あーゆーのは一度キッチリしめとかねーとダメなんだよ」

「だからって暴力で解決してほしくない、僕はただ部を守りたいだけで」

部の守り方について考え方が正反対な二人。

言い争いはさらに激しくなっていきます。

「てめーが何守れるってんだ！てめぇの”守る”は何もしねぇことか！そんなんだからナメられて荒らされん」

「荒らしてるのは君もだろ！」

簡単には分かり合うことができない二人だったのでした。

しかし久遠の親友から、武蔵は彼の真の姿を教えられることになります。

久遠の祖父は琴作りの職人でした。

中学の頃の久遠は今よりももっと荒れていたのですが、祖父だけは彼を信じてくれていたのです。

そんな祖父と一緒に暮らすようになった久遠は、琴に興味を持ち始めると喧嘩を一切しなくなりました。

しかし不良仲間は丸くなってしまった久遠を面白くないと思い始めます。

こうした理由で不良仲間は久遠の祖父の家を襲撃しました。

祖父の留守を狙い久遠に罪を被せる形で、二人の信頼関係の証である琴を全て破壊した不良仲間。

久遠は警察に疑われ、祖父は数日後に病気で亡くなってしまいます。

これが久遠が超問題児として有名になった事件の真相でした。

彼が筝曲部に入部したいと思っているのは、祖父がこの部の創設者だったためなのです。

全てを知った武蔵は久遠に謝罪することを決めました。

ですがまたしても不良たちが邪魔をしてきます。

事件の真相をたまたま知っていた彼らは、武蔵を襲撃して久遠に罪を被せました。

祖父の時と同じようにまたしても疑いをかけられる久遠。

医務室で目を覚ました武蔵は、襲撃事件の真相を話すべきか悩んでいました。

これ以上関わり合いにならない方がいいのかもしれない、そんな思いが頭の中をよぎっていたのです。

しかし筝曲部の部室に看板が戻ってある様子を見た武蔵。

看板は不良たちが書いた落書きがキレイに消されている状態で戻されていました。

守りたいと言いながら何もしなかった武蔵は、久遠が懸命に筝曲部を守ろうとしてくれていたことを理解します。

そして今度は自分が彼を守ると決めました。

校長室にいる久遠の元へ向かった武蔵。

「待って下さい！久遠君は犯人じゃありません！久遠君は筝曲部の新入部員なんです、部室にいてあたりまえでしょう！？」

武蔵の熱い想いはしっかりと久遠に届いていました。

校長先生から筝曲部に入った理由を質問された久遠。

「ここの筝曲部は俺の祖父がつくったものだからです、祖父の大事にしてたものがどんなものなのかちゃんと知りたいんです」

こうして武蔵により久遠の無罪が証明されたのです。

最強の新入部員が入部したことにより存続が決まった筝曲部。

ひとまず部は落ち着いたかのように見えたのですが、またしてもトラブルが巻き起こってしまいます。

「ごめんなさい、勝手に入り込んで、あの私こちらの部に入部したいんですが」

鳳月さとわというこの美女は、有名な琴の天才少女なのです。

しかし彼女は久遠に負けないほどの強烈なキャラクターの持ち主だったのでした。

前途多難な筝曲部の運命はどうなってしまうのでしょうか！？

この続きは実際に漫画を読んでお楽しみください。

『この音とまれ！』最新刊の発売日はいつになるの？

琴をテーマにした感動の青春ストーリーとなっている『この音とまれ！』。

泣けるストーリーとキラキラした青春の輝きが読者から多くの支持を集めています。

この漫画の最新刊となる第16巻は2017年12月4日に発売されました。

次回作の第17巻は2018年5月6日頃の発売が予想されています。

発売日を心待ちにしている人も多いと思います。

大人気作の新たな展開を楽しみにしましょう。

ちなみに次回作の発売にはあくまでも予想となっていますので、諸事情により変更になった場合はご了承ください。

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