キルミーベイベーのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「カヅホ」先生の『キルミーベイベー』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『キルミーベイベー』はこんな漫画(あらすじ)

普通の学校に通っているソーニャは人にはあまり知られていませんが、危険な組織に属している暗殺者です。

その秘密を知っているクラスメイトの折部やすなにまとわりつかれてソーニャは困り果てていました。

殺し屋だと知ってもグイグイ距離を縮めてくるやすなと、天然なクラスメイトに翻弄されるソーニャ。

可愛らしい2人の日常を綴った『キルミーベイベー』

今回は裏稼業をコミカルに描いたギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

殺し屋を題材にしているのに笑える物語をじっくりとお楽しみください。

 

『キルミーベイベー』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ある日の朝、登校してきた折部やすなが廊下を歩いているソーニャを見かけました。

折部やすな
「あっ、オハヨー」

同じ学校のクラスメイトとして後ろから声をかけます。

すると肘の関節を逆に曲げられてしまいました。

ソーニャ
「あ・・・ごめん・・・」
折部やすな
「うぅー、ひどいよー、すぐ戻してくれるからいいけど・・・」
ソーニャ
「いつも後ろから話しかけるなと言っているだろ」

ソーニャが間接技を仕掛けてきた理由は彼女が特別な仕事をしているためです。

可愛らしい見た目とは裏腹に、ソーニャは殺し屋を生業にしていました。

折部やすな
「あっまって、肩にゴミついてる」
ソーニャ
「そもそも私にあまり関わらない方がいいと言って・・・」

ここでも後ろから触られそうになったためやすなの首を絞めてしまいます。

殺し屋のソーニャは誰にいつ自分の命を狙われるか分かりません。

プロフェッショナルの殺し屋としてソーニャは常に警戒を怠ってはいけないのです。

2人が教室に戻ると何かが割れた大きな音が聞こえてきました。

ソーニャ
「なんだ花瓶か・・・驚かせおって」

警戒心が強いソーニャはいつの間にか教室の外へ出ています。

しかし花瓶が割れただけだと分かりすぐに戻ってきました。

折部やすな
「ソーニャちゃんて実は結構小心者だったりして」
ソーニャ
「何を言うかと思えば・・・恐れで遅れをとる事などない!用心深いのと臆病なのは違うぞ!」

ソーニャは決して臆病な訳ではありません。

そのことを自信満々な態度で説明していると、教室にゴキブリが現れました。

悲鳴を聞いたソーニャは天井に避難します。

折部やすな
「ゴキブリ怖いんだ」
ソーニャ
「衛生的に危険だから警戒しているだけだ!」

結局ソーニャは小心者という誤解を晴らせませんでした。

誤解を招く行動はまだ続いてしまいます。

折部やすな
「こういう本って怖いけどつい読んじゃうんだよねー、あれ?ソーニャちゃんおばけとかもダメ?」

心霊現象をまとめた本を読みながらやすなが声をかけてきました。

ここでもソーニャが動揺した様子を見せます。

ソーニャ
「ダメっていうかそのオバケ・・・その怖いとかじゃなくて関節技とか効かなそうだし・・・もし殺せって言われたらどう闘おうかと・・・」
折部やすな
「死んでるなら誰も殺してなんて言わないから大丈夫じゃない?」

さすがにオバケの殺害を依頼されることはありません。

しかし用心深いソーニャはあらゆる事態を想定してしまうのです。

休み時間になるとソーニャに電話がかかってきました。

その様子が気になるやすなだったのですが、外国語で話しているので内容が分かりません。

ソーニャ
「ちょっとトイレ行ってくる・・・」

トイレへ行くだけなのにソーニャが鋭い目つきになっています。

やすなは仕方なく教室で待っていたのですがソーニャはなかなか戻ってきません。

折部やすな
「あ!おかえり・・・うわあ!やっぱりー!どこ行って来たのー!」
ソーニャ
「トイレに行くと言っただろ?」
折部やすな
「血痕!血痕ついてる!」
ソーニャ
「血尿?」

トイレに行くと言っていたソーニャの頬に血痕が付いていました。

明らかに仕事を済ませてきたソーニャを見てやすなはますます心配になります。

折部やすな
「やっぱりこんなお仕事はいけないよ!」
ソーニャ
「なんで?」

悪いことだからと伝えたいのですが、もしかしたらソーニャは幼い頃から仕込まれているので殺しに対して罪悪感がないのかもしれません。

そのためやすなはアプローチの仕方を変えることにします。

折部やすな
「えーと、け、健康に悪い!」
ソーニャ
「うそつけ、仕方ないだろ?仕事なんだ、それに私は組織の殺し屋だからな、上からの命令に従うだけだ」

組織から抜けることはできません。

もし無理に抜けようとした場合、裏切者として始末されてしまうかもしれないのです。

折部やすな
「な、なら、こちらから組織を全員殺ってしまえば・・・」
ソーニャ
「言ってることおかしいぞ」

結局やすなはソーニャを説得できませんでした。

それでもやすなにとってソーニャは大切な友達なのです。

 

 

明るい気持ちにさせてくれる愉快な漫画ですね。

クールな殺し屋と天然少女のやり取りがとても楽しかったです。

4コマ形式でお茶目な日常を綴っていく『キルミーベイベー』

本来ならダークなイメージの裏稼業をポップに表現しています。

可愛らしいソーニャとやすなの学校生活を夢中になってご覧ください。

後編

いつものように後ろから声をかけたやすながソーニャに倒されてしまいました。

今日もやられてしまったやすなはある不安を抱きます。

折部やすな
「そのうちついうっかりお仕事以外で学校の人をやってしまうかもしれない、今のうちから周りに注意を」

ソーニャは条件反射で攻撃を加えてしまうため、やすな以外の生徒にも被害が及んでしまうかもしれません。

この不安を解消するためにやすなはソーニャの机に注意と書かれた看板を貼ることにします。

しかしあまりにも派手なのでソーニャの怒りを買ってしまいました。

ソーニャ
「お前か!なんのつもりだこれは!」
折部やすな
「みんなとソーニャちゃんのためを思って・・・ちょっと」

机だけでなくソーニャの背中にも危険を知らせる紙を貼ります。

ただしすぐにソーニャに気付かれてしまいぶっ飛ばされました。

翌日、登校してきたソーニャがボロボロの格好になっています。

ソーニャ
「来る時にカラスに襲われた」
折部やすな
「いつも殺気をふりまいてるから・・・」

カラスは追い払ったのですが、ソーニャを追いかけて大量のカラスが学校に出現しました。

ソーニャをカラスから守るため、やすなは鳥よけをプレゼントします。

しかし目玉おやじのような格好になってしまい、鳥だけでなく人も寄り付かなくなってしまいました。

怒られてしまったやすなはソーニャから技を教えてもらいたくなります。

ソーニャ
「なんだいきなり」
折部やすな
「護身術として一つくらい覚えておきたいし、あっ、でも殺っちゃうのはダメ、それですごく簡単なやつ」

ソーニャはまず手でVサインを作りました。

そしてVサインで相手の眼球を狙えと教えてきます。

折部やすな
「エグイのはちょっと・・・」
ソーニャ
「わがままなヤツめ、じゃあ相手に胸もとを掴まれた時、その瞬間に反応出来ないスピードでアゴを強打!」

これを決めれば大抵の人間は意識を失うのですが、ソーニャが教えてくれたのは技ではありません。

そもそもハイスピードでアゴを強打できない人が護身術を覚えるのです。

殺し屋のソーニャは一般人との違いに気づいていませんでした。

後日、乱暴者のソーニャを心配したやすなが、うさぎのぬいぐるみをプレゼントします。

ぬいぐるみが近くに置けば、もう少しソーニャは優しくなるかもしれません。

しかしプレゼントしたぬいぐるみはソーニャによって無残な姿に変えられてしまいました。

折部やすな
「ひどいよ、私のピョン助を!」
ソーニャ
「そっちがまた変な物置いてったんだろ」

大切なぬいぐるみを破壊されたやすなが珍しくソーニャに勝負を挑みます。

ですが普通に戦っても勝ち目はありません。

折部やすな
「種目は私が決めます!相撲で対決!」

パンチやキックを使えない相撲を選びました。

国技なら勝てるかもしれないという根拠のない自信が相撲を選ばせたのです。

ソーニャ
「うわ超だせえ」

外に出た2人の勝負が始まりました。

やすなが勢いよく突進するとソーニャが関節技をかけてきます。

折部やすな
「イデデデデデ、す、相撲にサブミッションはありません」
ソーニャ
「そうなのか」

ソーニャは相撲という競技をよく分かっていませんでした。

そのためルールを教えてから勝負を仕切り直します。

折部やすな
「相撲は目突きもサブミッションもありません、本当の相撲を教えてあげます」

再び勢いよく飛び出たのですがソーニャの張り手を喰らってしまいました。

意識を失いかけたやすなは校内に戻って紙相撲を提案します。

ソーニャ
「すごくつまんないんだが」
折部やすな
「よしじゃあこの相撲で勝負だ」
ソーニャ
「力で挑むとは身の程知らずめ」

さすがに腕相撲では勝てません。

それでもやすなは諦めませんでした。

折部やすな
「実は指ずもう!」
ソーニャ
「何だそれ!不自然すぎるだろ!」

勝敗はつきませんでしたが絆を深めたソーニャとやすなだったのです。

 

『キルミーベイベー』はこんな人にオススメ

ほのぼのとしたギャグコメ漫画を探している人にオススメです。

漫才のようなやり取りは読んでいるとクセになってきますよ。

クスッと笑えるシーンが満載の『キルミーベイベー』

チャーミングな世界観は見逃し厳禁の面白さに仕上がっています。

笑いながらほっこりとした気分に浸ってみてください。

 

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