死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くのネタバレ(第三幕)!

今回は「作画 松風水蓮 原作 彩峰舞人」先生の『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』はこんな漫画(あらすじ)

冥界の門という神殿で死神に育てられた美少女のオリビアは、15歳になると王国軍の兵士に志願するため王都へ向かいました。

死神から教わった剣術と格闘術で帝国軍の兵士たちを討伐したオリビアは、王都へ向かう途中で王国軍南方方面軍本拠地になっているガリア要塞へ立ち寄ります。

ガリア要塞で帝国軍兵士の首を手土産代わりにしたことでオリビアは志願兵として受け入れてもらえました。

准尉となったオリビアはガリア要塞で帝国軍の情報を横流しする密偵を捕獲することに成功します。

密偵を捕らえたオリビアに任された新たな任務とは!?

美少女のオリビアが戦場で大暴れする様子を描写した『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』

今回は大人気WEB小説をコミカライズした漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

異世界SFファンタジー漫画の面白さを存分にご堪能下さい。

 

『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第三幕

オリビアが斬り殺した帝国軍諜報部員の首と、密偵だったモーリスを連れてガリア要塞に戻ってきました。

詳しい事情をオリビアから聴くのは第七軍副官のオットー中佐です。

何度も説明した結果、オリビアは証言を信じてもらえました。

しかしオットー中佐はまだオリビアが密偵の正体を暴いた理由を尋ねていません。

オリビア
「たまたま外を散歩していたらどぶねずみのような動きをしていた人間を発見しました、あとを追ったところ別の人間と接触、会話を聞き密偵と判断しました」

どしゃ降りの中を散歩していた理由は雨が好きだということで誤魔化します。

夜間の外出禁止については忘れていたと説明しました。

今後は二度と命令違反を許さないという条件で夜間外出に目をつぶってもらったオリビアには、今回の功績を称え報奨金が与えられることになります。

ですがオリビアは報奨金よりも王都の美味しいパンが欲しいとお願いしました。

オリビア
「アシュトンから王都のパンは美味しいと聞き是非食べてみたいと思いました、外はパリッと中はモッチモチだそうです」

アシュトンが何者なのか尋ねられると人間だと答えます。

当たり前のことを言ったオリビアがオットー中佐に叱られていると、同席していたバウル中将がパンよりもケーキの方が美味しいことを教えてくれました。

オリビア
「ケーキ!バウルおじいちゃん今ケーキって言った!?も、もちろん食べたことない世、でも本で読んだことがある、甘いお菓子ってやつだよね!」

バウル中将は報奨金と一緒にケーキも与えてくれると約束してくれます。

オリビアの言葉遣いをオットー中佐に注意されますが、バウル中将は非公式の場なので許してくれました。

しかしバウル中将はガリア要塞を預かる司令官なので、公式の場では言葉を慎まなければいけません。

そのことを注意するとバウル中将はオリビアを休ませることにします。

バウル中将はオリビアのことを愉快な娘だと思っていますが、オットー中佐は礼儀や常識に欠ける田舎娘だと考えていました。

ただし真っ二つにされた諜報員の死体から、オリビアが相当な技量を持っていることは証明されています。

そこでオットー中佐は諦めかけていた作戦を、オリビアに任せてみようと考え始めました。

光陰歴998年、すでに王国軍には反撃する力はありません。

ひたすら防衛に徹することでかろうじて戦線を維持していましたが、帝国を中心とした包囲網に追い詰められている状況です。

その中でファーネスト国王は苦渋の決断を下しました。

王都を守護する最精鋭である老将コルネリアス率いる第一軍を、キール要塞奪還のため派兵することを決めたのです。

国王はキール要塞を再奪取できれば劣勢な状況を挽回できると考えているようですが、包囲網に追い詰められている状況ではあまり意味はありません。

第一軍の多くもキール要塞の奪還は不可能だと考えているようです。

オットー副官
「さてオリビア准尉、まずは三十分も遅れた訳を訊かせてもらってもいいかね」
オリビア
「はっ、理由は時計であります!わたしはオットー副官のような立派な時計をもっていません、なので正確な時間がわかりません、そのため遅くなりました!」

オットー中佐の執務室に呼び出されましたが遅刻してしまいました。

今後は遅刻させないためオットー中佐はオリビアに懐中時計を渡します。

オットー副官
「わざわざ呼んだのは他でもない、今回オリビア准尉に特務を与える、だが知っての通り特務は軍務規定により拒否することも可能だ、時間もないゆえ准尉には今この場で決断してもらう」
オリビア
「拒否しません、オリビア准尉謹んで特務を拝命します!」

特務は少人数で実行される隠密性の高い困難な任務なのですが、オリビアは即答で特務を拝命しました。

断らないと予想していたオットー中佐はオリビアに任務内容を伝えます。

オットー副官
「今回准尉にはランブルク砦の奪還を遂行してもらう」
オリビア
「この砦、廃棄って書かれているけど?じゃなくて書かれていますが?」

ランブルク砦は10年前に廃棄されました。

今は山賊の住処となっているので、オリビアは山賊の手から取り返すことを命じられたのです。

オットー副官
「十年前と今とでは大きく事情が異なる、准尉も知っての通り我が軍は帝国軍に対し劣勢を強いられている、これ以上の侵攻を防ぐためにも今はランブルク砦が必要なのだ」

ランブルク砦の山賊に対してはこれまで数度に亘り討伐軍を送り込みました。

しかしいずれも返り討ちにあっています。

生き残った兵士の証言によると、討伐軍は凄腕の長槍使いに殺されていました。

大規模な部隊の投入も検討されましたが、迂闊にまとまった兵士を動かせば帝国軍に廃墟となった砦の存在を気付かれるかもしれません。

そこで第七軍最強と思われるオリビアを長槍使いにぶつけることを考えたのです。

オリビア
「うーん・・・要するに山賊をぶっ殺してこいっていうことですよね?了解しました、ちなみに首は必要ですか?人間は敵の首を喜びますよね?」
オットー副官
「いや大丈夫だ、首は必要ない」
オリビア
「はっ、ではご命令に従いランブルク砦を奪還します!」

オリビアを待ち受ける長槍使いはどんな人物なのでしょうか!?

 

 

本格的にオリビアが帝国と王国の戦争に関わり始めましたね。

密偵を捕獲したことによってオリビアは第七軍に優秀な技量を認めさせることもできました。

最強の美少女が戦場で大暴れしていく『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』

緊張感のないままオリビアがランブルク砦に向かっていきます。

化け物のような強さで敵を圧倒する様子に魅了されてください。

第四幕

特務を拝命してから3日後、オリビアを隊長とする特務小隊はランブルク砦を目指して歩き続けていました。

オリビアに付き従うのは徴兵されてから二ヶ月ほどの新兵20人です。

つまり特務小隊は寄せ集めの新兵と、得体の知れない女隊長という状況になっていました。

新兵が初陣で生き残る確率は3人に1人と言われています。

その上、ベテランの兵士が何度も失敗しているランブルク砦奪還作戦なので、新兵たちの多くが既に死を覚悟していました。

アシュトン
「オっ、オリビア准尉!ここで少し休憩を取りましょう!」

オリビアは疲れていないのですが、このままでは新兵たちの体力がもちません。

アシュトンが進言したおかげで休憩を取ることになりました。

オリビア
「ごめんねー、わたしはちっとも疲れてないから全然気がつかなかったよ、も、もしかしてさっきわたしに疲れてないかって聞いたのは・・・小隊長であるわたしに休憩の必要があると気づかせるため?」

自分が休みたかっただけなのですが今更言えるわけありません。

仕方なくオリビアの言う通りだと否定しませんでした。

アシュトン
「さ、さてとちょうどお昼頃ですし僕らも食事を摂りますか」

黒パンに切り込みを入れマスタードを塗ってから干し肉を挟みます。

とても美味しいので自家製マスタードを持ってきたのは大正解でした。

その様子を羨ましそうに眺めているオリビアは何も食べていません。

オリビア
「私はもう支給された食料は全部食べちゃったから、今から狩りに行って鳥でも捕まえようかなと思っているけど」

まだ3日目なのに支給された5日分の食料を食べ切っていました。

仕方なくアシュトンはオリビアに自分の食料を分けてあげます。

アシュトン
「下手に狩りに出かけて獰猛な獣に襲われたらどうするんですか」
オリビア
「別に獣くらい平気なんだけど・・・でも心配してくれてありがとう、やっぱりアシュトンはいい人間ね!」

冷静に考えると新兵たちはあと何回食事を摂れるのか分かりません。

不安を感じていると森の奥から一角獣が現れました。

一角獣は巨大な角を巧みに操り、巨体に似合わぬ俊敏さを持つ獰猛で非常に危険な獣です。

雑食性のため何でもよく食べる一角獣が特務小隊に襲い掛かってきました。

アシュトン
「オ、オ、オリビア准尉!一角獣がッ!一角獣がッ!」
オリビア
「ん?あぁあいつね、あれって食べてもあんまり美味しくないからなー」
アシュトン
「はああっ!?そうじゃないでしょう!早くこの場から逃げないと!」

一角獣がアシュトンの方へ向かってきます。

動揺してしまうアシュトンとは対照的に冷静なオリビアが一角獣の前に立ちはだかりました。

誰もが喰い殺されると思った次の瞬間、漆黒の剣が一角獣の喉元を貫通します。

オリビア
「ね、だから獣くらい平気だって言ったでしょう」

一撃で倒したことによって、オリビアは新兵たちに圧倒的な実力を示しました。

その影響はすさまじく新兵たちは女神を崇める信徒のようになっていきます。

ただしアシュトンだけはオリビアの剣が黒い靄を纏っていたようなことが気になっていました。

アシュトン
「少々お尋ねしたいことがあるのですがよろしいですか?」
オリビア
「うん、別にいいけど・・・その前に敬語っていう言葉?そろそろ止めてほしいんだけど」

敬語は複雑で苦手なので使ってほしくないのですが、アシュトンは上官に対して敬語を使わないわけにはいきません。

するとオリビアが敬語禁止という上官命令を出します。

他の新兵たちも敬語を使わないでよいことにしました。

アシュトン
「そういうことなら遠慮なく、早速質問するけどオリビアの剣から黒い靄が出ていたのはなんなの?僕の見間違いじゃないよね」
オリビア
「あー、この剣のこと?これはねー」

説明しようとしたところで、新兵がランブルク砦を発見します。

すぐにオリビアは新兵を引き連れてランブルク砦へ向かいました。

アシュトン
「結局剣のことは有耶無耶になったな、まぁそのうちでいいか」

廃墟になった砦の外観はボロボロになっています。

また山賊たちが根城にしている割には気配が感じられません。

オリビア
「ちょっと借りるね、あは、大当たりだね」
アシュトン
「オ、オリビア、いったいこれは・・・」
オリビア
「さっきからこそこそとわたしたちの様子を窺っていたから多分山賊なんじゃない?」
アシュトン
「どぶねずみとも言うけど」

オリビアの投げた槍が茂みの中に隠れていた山賊に命中します。

すると砦に隠れていた山賊たちが姿を現しました。

どうやら長槍を持っているヴォルフという山賊が、これまでの討伐軍を返り討ちにしてきたようです。

新兵たちは山賊の出現に怯えていますが、オリビアは山賊を全く怖がっていません。

オリビア
「この砦を取り返しに来たの、任務だから仕方ないけど一度捨てたのに取り返すって変な話だよね」

話の分かるオリビアにヴォルフはそのまま回れ右をして帰れと言ってきます。

死体を片付けるような面倒な真似はしたくありません。

オリビア
「え?別にわたしも片付けたりしないよ、面倒だもん、みんなに任せてもいいよね?」

挑発しているわけではありませんが、ヴォルフはオリビアの言葉を自分が片付けられるという意味に捉えます。

怒ったヴォルフが長槍を振り回しながら接近してきました。

これまでにヴォルフを挑発して生き残った人間はいません。

ヴォルフがオリビアの胸元に向かって槍を突こうとしますが止められてしまいます。

オリビア
「長槍は距離をとって戦えるのは便利だけど、懐に入れられたらなにもできなくなっちゃうね、やっぱり剣が一番だよ」

何もできなくなったヴォルフは降参しました。

この砦から出ていくことも約束しました。

オリビア
「それはダメだよ、オットー副官から首はいらないけど皆殺しにしろって言われているから」

漆黒の剣でヴォルフの首を突き刺します。

今回もオリビアは一撃で相手を仕留めました。

オリビアの快進撃はいつまで続くのでしょうか!?

『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くのネタバレ(漫画)!

2025.08.29

 

『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』はこんな人にオススメ

漫画を読んでハラハラドキドキしたい人にオススメしたい作品になっています。

自信満々な様子で次々と敵を討伐していくオリビアの美しさがこの漫画の魅力ですよ。

最強の美少女が大国間の戦局に変化をもたらしていく『死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く』

死神に育てられた美少女の圧倒的な強さを表現しています。

オリビアが戦争に参加した理由にもご注目ください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓