『ミステリと言う勿れ』のネタバレ(漫画)!犯人の正体は?

今回は「田村由美」先生の『ミステリと言う勿れ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

ミステリと言う勿れ』はこんな漫画(あらすじ)

大学生で天然パーマが印象的な久能整(くのうととのう)が自宅アパートでカレーを作っていると突然警察官がやって来ました。

近所で起こった殺人事件を捜査しているという警察官は整に事情聴取させてほしいと言ってきます。

実は殺害された被害者は整の同級生で、身に覚えのない罪で整は容疑者にされていました。

普通であれば急に警察署へ連れて行かれると動揺してしまうのですが、変わり者の整は1人1人の警察官と冷静に会話をしながら事件の概要を分析していきます。

謎めいた大学生は殺人事件の犯人を突き止めることができるのでしょうか!?

天然パーマの風変わりな大学生が類まれな頭脳で警察官たちと心理戦を繰り広げていく『ミステリと言う勿れ』

今回は話題沸騰中のサスペンス漫画についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

犯人を推理しながらサスペンスの概念を変えてしまう物語をじっくりとお楽しみください。

 

ミステリと言う勿れ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

冬の空気感を感じた大学生の久能整が自宅アパートでカレーを作り始めます。

まずジャガイモを煮込んでいき、形が無くなったところでみじん切りにした玉ねぎを加えました。

カレーの上に乗せる具材をコロッケかメンチにするかで悩んでいると玄関のチャイムが鳴らされます。

部屋を訪れたのが大家さんだったため、コンロの火を止めてからドアを開けました。

ドアを開けると大家さんは警察官を引き連れています。

薮刑事
「大隣署の薮といいます、ちょっとお話を」
久能整
「警察・・・」

整という名前の読み方が分からない薮に読み方を説明すると昨夜の10時頃どこにいたのか質問されました。

質問に対して整は正直に自宅でカレーを作っていたと答えます。

薮刑事
「そこの公園でご遺体が見つかってね、寒河江健さん、知ってるよね」
久能整
「同じ大学の寒河江ですか」

整は事件の被害者である寒河江と親しい訳ではありません。

それでも薮は事情を聴きたいため警察署へ来てほしいと言ってきます。

やましいことが何もない整は警察へ足を運ぶことにしました。

警察署へ行くと薮から昨夜のアリバイを改めて聞かれます。

整は1人で自宅にいたためそれを証明する人は存在していません。

さらに警察官たちは整と寒河江が高校の時から同級生だったことに注目していました。

整は容疑者だと疑われていることに気付きながら、自分がお金持ちのボンボンで派手な寒河江のことを好きではなかったと説明します。

このことで警察は整への疑いを強めてしまいました。

薮刑事
「キライだったと」
久能整
「あの被害者って言いましたよね、つまり寒河江は殺されていて僕が犯人だと疑われているということですか」

警察は遺体が発見された公園で被害者と整が口論していたという目撃証言を手に入れています。

もちろん人違いなのですが警察はそのことを受け入れてくれません。

薮刑事
「君の頭はけっこう特徴的だよね、だから我々もすぐ行きついたんだけど」
久能整
「公園って西郷坂公園ですか、あそこ暗いのによくはっきり見えましたね、その人は何してたんですか、僕はどんな服を着てました?というか皆さんはその目撃者の人をよく知ってるんですか」

整はよく知りもしない目撃者の証言を信用し、自分の言葉を疑ってかかる警察に態度に納得することができないのです。

しかし落ち着いた態度で身の潔白を証明することで疑いはより強くなっていきました。

そのため拘留された整に対して2日目の事情聴取が行われていきます。

担当が変わった警察官に対して、整は独特な推理力で1人1人の状況を分析し始めました。

まず子煩悩そうな中年男性の警察官に、娘から洗濯物を一緒に洗わないでほしいと言われていることを指摘します。

久能整
「でもそれ娘さんのせいじゃないですから、生き物としての反応ですから、生き物の多くは父親と子供が一緒に暮らさないそしたら子供が大人になって父親と知らずに会ったりする、そこで生まれる子供は遺伝子的に弱いわけです」

このような状況を回避するため女性は遺伝子レベルで父親を避けるようになっていました。

事情聴取をされている立場なのですが、整は警察官の抱えている事情が正しい事だと説明します。

整は中年男性の警察官だけでなく若手の男性と女性警察官が抱える事情にも独自の推理力と観察眼で、それぞれが抱える悩みに迫っていきました。

その結果、整は警察官たちから悩みを相談される立場になっていきます。

魔法のような話術で警察官たちの信頼を勝ち取っていくのですが、薮は整のことを信用してはくれません。

果たしてこの状況の中、整は自分の容疑を晴らすことができるのでしょうか!?

 

 

警察署に連行されても動じない主人公の姿がかっこよかったです。

独自の視点と優れた頭脳による指摘で警察官を懐柔する様子に魅了されました。

風変わりな大学生が飄々とした態度で難事件に立ち向かっていく『ミステリと言う勿れ』

サスペンス漫画の新たな可能性を感じさせてくれる作品になっています。

大学生殺人事件の真犯人に注目しながら続きをご覧ください。

後編

複数の警察官が整に悩み相談をするようになった頃、薮が得意げな表情で取調室へやって来ました。

薮刑事
「久能、おまえ料理が得意だったっけな」
久能整
「君がおまえになりましたね、いえ普段はしません、たまに土日はカレーを作るだけです」
薮刑事
「果物ナイフは持ってるか、こういう鞘がついたやつだ」
久能整
「ありますけど全然使わないので台所の引き出しにしまったまま・・・」

薮は殺人事件の使われた凶器が発見されたと説明します。

凶器の果物ナイフには整の指紋が付着していて、刃先には被害者の血液は残されていました。

傷口の形状とも一致したため警察は整への疑いを強めます。

薮刑事
「おまえの近所のコンビニの袋に入ってたがそっちにもおまえの指紋がついてたよ」
久能整
「僕はバカですか、うちにある指紋のついたナイフを使ってそれをぬぐいもせず手袋もせず寒河江を殺して、素手で近所のコンビニの袋に入れて捨てたんですか」
薮刑事
「そういうものなんだよ、普通ならしないことをしちまう、タガがはずれるんだ、人を殺そうって時は」

確かに薮の言う通り殺人現場では動揺してしまい普段通りの行動が取れない犯罪者が多く見かけられます。

しかし整はそんな言葉では自分が疑われていることに納得がいきません。

久能整
「でもこの場合2通り考えられますよね、一つは僕が僕のナイフを使って寒河江を殺した場合、もう一つは誰かが僕のナイフを盗んで手袋でもして寒河江を殺した場合」

整が提示した2つのケースは同じ結果になってしまいます。

その違いをどのように見分けるか質問すると薮が激高しました。

薮刑事
「やかましい、いつまでもべらべらくっちゃべってんじゃねえぞ、物証は挙がったんだ、おまえが殺った、おまえが殺ったんだな」

これまでとは違い強引に自供を求めてきます。

しかし首を絞められても整は冷静な態度を崩しません。

久能整
「僕は記憶力がけっこういいんです、このまま逮捕されて起訴されて裁判になったとしたら僕はしゃべります、薮さんに何を言われどう手をかけられたか一言一句違えずに言います」
薮刑事
「何・・・」

強引な取り調べが認められていないことは薮も理解しています。

するとここで整が他の刑事から聞いた薮の過去について語り始めました。

久能整
「薮さん、奥さんとお子さんの死に目に会えなかったんですか」
薮刑事
「ああそうだよ、妻と11歳の息子が轢き逃げにあった、おととしの夏だ、オレは張り込み中で動けなかった」
久能整
「それ武勇伝なんですか、その犯人は?」
薮刑事
「捕まってない、まだな、必ず捕まえる、おまえもな」

2人が言い争いをしていると、整のアパートに対する捜索令状が出されます。

ここで初めて整が激しく動揺する姿を見せました。

久能整
「勝手に入らないでくださいよ」
薮刑事
「なんだ、押入れで大麻を栽培してるのか、ノートパソコンからやばい履歴が出るのか、楽しみだな」

その後、家宅捜索が終わると整のノートパソコンから寒河江からお金を借りるための書類のテンプレートが発見されます。

また寒河江の部屋からも何者かにお金を貸してたというメモが見つかります。

薮はますます整に対しての嫌疑を深めるのですが、整は全く別の視点で事件の真相を考え始めていました。

勾留から5日後、いよいよ整が事件の真相に辿り着きます。

久能整
「薮さん僕は思い出したことがあります」
薮刑事
「寒河江を殺したことか、金を借りたことか?」

整が思い出したのは寒河江が高校3年生の時に免許を取り、父親から高級車を購入してもらった事でした。

しかし一昨年の夏、寒河江は急に車を手放してしまいます。

久能整
「僕の想像です、その夏寒河江は事故を起こした、でも表沙汰にはなってない、学校でもなんのウワサにもなってなかった誰も知らない事故です」

寒河江は自己を父親にもみ消してもらったと考えるのが自然かもしれません。

そして整の推理が正しいのであれば真犯人が自然と割り出せます。

久能整
「薮さんの奥さんとお子さんを轢いて逃げたんですね」

整は最初に会った時から薮に違和感を覚えていました。

まず目撃者について知っている人かどうか質問した時、薮は息を飲んだような反応を示しています。

そして整の部屋を捜索すると言った時も押入れとノートパソコンがあることを事前に言い当てました。

このことから整を見たという目撃者は薮の知り合いで、また薮は家宅捜索の前に整の部屋に入ったことが判明します。

事前に整の鍵を手に入れた薮は合鍵を使って侵入し果物ナイフを盗んでいました。

久能整
「そしてそれで寒河江を殺したんですね、薮さん、ご家族の復讐のために」
薮刑事
「ハ・・・いや・・・久能おまえは何を」
久能整
「やっぱり笑うんですね、ドラマでよく見るんですよ、殺人の疑いをかけられた時、無実の人は怒って真犯人は笑うんです、寒河江は認めましたか、轢き逃げを、薮さん・・・認めましたか」

2人の間に沈黙が流れます。

しかし観念した薮は全てを打ち明けることにしました。

薮刑事
「寒河江は認めなかったよ、それどころか自分の身内には有力者がたくさんいる、おまえなんかどうとでも消せる、金が欲しいならやるから2度と顔を見せるなってさ」

寒河江は謝罪していれば殺されることはなかったのです。

さらに整の推理によって轢き逃げ犯が寒河江ではなく別人だったことも判明しました。

こうして自分の無実を証明するだけでなく、整は殺人事件の真相と轢き逃げ事件の真犯人を解き明かしたのです。

次に風変わりな青年が出会う事件はどういったものなのでしょうか!?

 

ミステリと言う勿れはこんな人にオススメ

とてもレベルの高い推理劇になっています。

そのため簡単な謎解きでは満足できないミステリーファンにオススメの作品ですよ。

インパクト抜群の主人公が類まれな推理力を披露していく『ミステリと言う勿れ』

目を見張るほどの圧巻な推理ショーをじっくりと目に焼き付けてください。

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