GE~グッドエンディング~のネタバレ!青春恋愛漫画の魅力は?

今回は「流石景」先生の『GE~グッドエンディング~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

GE~グッドエンディング~』はこんな漫画(あらすじ)

ヘタレな男子高校生の内海聖志は大好きな晶(しょう)先輩のことを遠くから見つめることしかできません。

この状況に満足している聖志だったのですが、晶先輩と同じテニス部の黒川雪に片想いがバレてしまいます。

告白などできるわけがない聖志に対して先輩と真正面から向き合うことを勧める黒川雪は、聖志の気持ちを無視するように強引な手段を取り始めました。

恋に臆病な男子高校生はクラスメイトである雪のサポートで片想いを成就させることができるのでしょうか!?

ハッピーエンドを目指して奔走するダメンズの恋模様を描いた『GE~グッドエンディング~』

今回は恋愛漫画の妙手である流石景先生の代表作について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

恋愛を成就させたいと思っている人はこの作品を見逃さないでください。

 

GE~グッドエンディング~』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

テニス部で練習中の晶先輩を内海聖志が双眼鏡越しに見つめています。

聖志
「綺麗だなぁ・・・先輩、おそらくこのまま実ることがない片思いだけど、ただこうして見ていられるだけでも俺は」

晶先輩のことを見ているだけで十分な聖志には告白する気などありません。

そんなヘタレな聖志が覗いていることに1人のテニス部員が気づきました。

覗きを許さないテニス部員は聖志の顔面目掛けてサーブを打ち込んできます。

ボールは見事に顔面を的中し双眼鏡が大破しました。

双眼鏡だけでなく顔面を負傷した聖志はクラスメイトに転んだと説明することにします。

怪我を誤魔化しているとクラスメイトたちの話題がクラス替えの内容へ移っていきました。

クラス替えは新たな出会いを期待できるイベントなのですが、晶先輩に夢中な聖志は興味がありません。

周りがクラス替えの話題で盛り上がっていると、聖志のクラスに黒川雪という美少女が入ってきました。

友人たちが彼女と同じクラスになれたことを喜んでいると、雪が聖志のことを見つめてきます。

「あ、のぞき魔」

雪は聖志の顔面にサーブを当てたテニス部員でした。

のぞき魔と言われた聖志は慌てて雪のことを外へ連れ出します。

聖志
「黒川さん・・・だっけ?君は何の根拠があって人をのぞき魔呼ばわりするんだ!?」
「状況証拠がバッチリ残ってんじゃないのよ・・・」

混乱する聖志は自分の顔面が傷だらけだということを忘れていました。

聖志
「えっ、みっ・・・見てたの!?」
「見てたも何もその証拠刻んだのは私だし、試合に慣れとくためにって始めたスコートでの練習なのに・・・あんたみたいな変な目で見る人が増えてみんな困ってるんだから」

テニス部員たちは男子生徒の視線に困り果てていたのです。

しかし聖志は下心があって練習を覗いていた訳ではありません。

聖志
「ち、違う!俺はそーゆう邪な気持ちで見てたワケじゃ・・・」
「へぇー、じゃあ双眼鏡で覗くっていうキモい手段まで使った純粋な理由って何?」

晶先輩を見ていたとは言えず返事に困ってしまいます。

そんな聖志に覗きをしないよう注意すると雪はクラスへ戻ろうとしました。

聖志
「あの・・・俺が見てたってことは部員の人達に言わないでくださいっ!お願いします・・・!」

土下座までする聖志を見て雪はあることに気がつきます。

「さてはテニス部に好きな人がいるんだ」
聖志
「ちちち、違うよ!」

図星だった聖志は動揺を隠すことができません。

「その反応はビンゴね、誰だろ、2組の沙織?1年の凛ちゃん?部長の晶先輩?」
聖志
「違うって・・・」

晶先輩の名前が出た途端、聖志は顔を真っ赤に染めてしまいました。

「なるほど、晶先輩かぁ、わかりやすっ」
聖志
「ち、違うってば!とにかく俺のことは黙っててくれよ!?」

こうして分かりやすい聖志は初対面の雪に好きな人を見抜かれてしまったのです。

ただし見抜かれただけでは終わりません。

「なんでテニス部入らないの?」

大好きな晶先輩に近づく最短の道はテニス部に入ることなのです。

雪は入部しないで覗いてばかりいる理由が理解できません。

聖志
「俺・・・中学も帰宅部で運動とかてんでダメだし・・・入ったって仲良くなるどころかカッコ悪いとこばっか見られて嫌われるに決まってる」

嫌われるくらいなら遠くから眺めているほうが良いのです。

「分かった・・・そういうことなら秘密にしとく、でもビックリだわ、見てるだけで十分なんて、今時珍しいくらい純情なのね、それでも双眼鏡はやめた方がいいわ」

双眼鏡をやめる代わりに雪は良いことを教えてくれました。

彼女はいったいどんな助言をしてくれたのでしょうか!?

 

 

告白する勇気が出ないため片思いをこじらせている主人公が不憫ですね。

また覗きに気がついた雪のアグレッシブな行動には驚かされました。

恋の結末がハッピーなのかアンハッピーなのか最後まで目が離せない『GE~グッドエンディング~』

ここから雪の作戦によって聖志の恋が動き始めます。

性格が真逆な2人のやり取りに注目しながら続きをご覧ください。

後編

雪は聖志にテニスコートの横にある茂みなら気づかれることなく近くで晶先輩を見られるとアドバイスしました。

聖志
「早く来すぎたかな・・・ってか思ってた以上に近い!」

アドバイスに従った聖志が茂みの中で待っていると、憧れの晶先輩がコートにやって来ます。

舞い上がるような気持ちで晶先輩を見ていると、急に後ろから襟を掴まれました。

「せんぱーい!この人、入部希望者でーす!」
聖志
「どええええ!!」

雪は優しい気持ちで茂みの中を紹介した訳ではありません。

消極的な聖志を無理矢理テニス部に入部させることが目的だったのです。

「本当に?本当に!?」

聖志の気持ちを知らない晶先輩は大喜びしてくれました。

聖志は雪に掴まれたままなので逃げることができません。

そのため仕方なく練習を見学することにしました。

最初は緊張していたのですがいつもとは違う晶先輩の姿を見ているうちに気分が高揚していきます。

聖志
「楽しんで練習しながらも周りを見てきちんと部員をまとめてるんだなぁ、遠くから見てる時は分からなかった・・・」

練習が終わると晶先輩が試しにラリーを勧めてきました。

雪がラリーの相手を務めてくれるのですが、運動音痴の聖志はボールを打ち返すことすら出来ません。

するとその様子を見ていた部員たちが笑い始めます。

自分の予想通り恥をかいた聖志はコートから逃げ出してしまいました。

しかしすぐに雪が追いかけてきます。

「待ってよ!何逃げてんの?」
聖志
「なんであんなことしたんだよ、入部させようとか・・・ヤダっつったじゃん、見たろ?あんな感じなんだよ」

運動をすれば惨めな姿をさらけ出してしまうことは、誰よりも聖志が理解していました。

「それが何?結果話せたじゃない」

自分の気持ちを理解しようとしない雪に怒りが込み上げてきます。

聖志
「何が話せただ・・・代わりに残したのは無様な第一印象じゃんか、ろくなことない・・・もう金輪際、黒川と関わっちゃダメだ!」

これ以上恥をかきたくない聖志は雪と関わらないことを誓いました。

しかし翌日、聖志と雪は日直として仕事をすることになります。

逃げ場がなくなったと思う聖志に、雪が変わらない態度で声をかけてきました。

「はい、部活名の所は硬式テニス部ね、書いたら顧問の水沢先生に持ってって」
聖志
「ちょちょちょっ・・・そんな流れじゃないよな?昨日で俺が入部したくない理由も十分伝わったハズだけど」
「ええ伝わったわ、アンタがどれだけ先輩を好きかってことはね」

確かに晶先輩が好きなのは事実ですがこれ以上惨めな思いはしたくありません。

聖志
「先輩だってきっと呆れてたさ、あんなのが毎日続くなんて・・・」

ですがテニス部に入部することは考えられませんでした。

「じゃあ質問、アンタがもたもたしてる間に先輩に彼氏ができたとする、そうなったら一緒に登下校、一緒にゴハン!もちろん手だって繋ぐ!」

雪は想像をエスカレートさせていき、聖志のことをどんどん焦らせていきます。

それでも聖志は勇気を出すことができません。

聖志
「でもそうなったら仕方ないよな、だって先輩が好きになった人と結ばれるならそれが先輩の幸せだろ?それこそ俺の出る幕なんかないってもんで・・・すっぱり諦めもつくよ」

いつまでもヘタレな聖志を見ているうちに雪はため息をついてしまいました。

「自分が大事で大事で仕方ないのね、自分を懸ける価値もないんでしょ?その程度の好意なら好きのうちに入らないわよ」
聖志
「なんだよその程度って・・・俺は真剣に・・・」
「真剣に?真剣に考えてるのは自分が傷つかない方法だけじゃない、純情な人と思って後押ししてみたけど単に臆病なだけなのね、もう焚きつけたりしないから、でも一つだけ覚えといて、女にとって自分に本気を出してくれない男なんて振り向く価値もないの」

雪の言葉は聖志の胸に深く突き刺さります。

今までの聖志は自分が傷つかないことだけを考えていて、本人はそのことに気づいていませんでした。

大切なことに気づいた聖志はテニスコートへ向かいます。

聖志
「あ、あの・・・俺入部したくて・・・その・・・」
「良かったー、せっかく見学に来てくれたのにイヤな思いさせたのかなって・・・もう来てくれないと思ってたからさぁ」

優しい晶先輩は聖志のことを心配してくれていました。

その上、自分の手を握ってくれたことで聖志の想いはさらに強くなっていきます。

有頂天になる聖志だったのですが、雪によるとまだスタートラインに立っただけでした。

雪はこれからやることが山のようにあると説明します。

聖志
「は!?えっ、何、やることって!?入部ならしたじゃ・・・」
「そんなことで満足しないで、あんたにはちゃんと告白までいってもらうんだから」

少しだけ積極的になれた聖志の恋はどのような結末を迎えるのでしょうか!?

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ドメスティックな彼女のネタバレ(漫画)!三角関係の行方は?

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GE~グッドエンディング~はこんな人にオススメ

素敵なセリフが盛り沢山になっている感動的な物語です。

こんな恋がしてみたいと思わせてくれるところもこの作品の魅力だと思いました。

胸キュンできる恋愛漫画を探している人にオススメしたい『GE~グッドエンディング~』

結末までずっとドキドキできるラブストーリーです。

ヘタレの恋模様を応援しながら読んでみてください。

 

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