僕と魔女についての備忘録のネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「三つ葉優雨」先生の『僕と魔女についての備忘録』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕と魔女についての備忘録』はこんな漫画(あらすじ)

は2歳の時、親に捨てられてしまいました。

黒猫のに発見された渉は100歳を超える魔女に拾われます。

小学生になった渉は同級生から魔女と暮らしていることでイジメられるようになっていきました。

しかし魔女との生活が楽しくて幸せなので、この愛しい日々を備忘録として書き残すことにします。

幸せな日々を過ごす中で渉と魔女の間には愛情を超える感情が芽生えていき・・・!?

絶対に忘れたくない愛しさを綴っていく『僕と魔女についての備忘録』

今回はラブストーリーとファンタジー漫画を融合させた感動作の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

人気作家が描く叙情的な物語をじっくりとお楽しみください。

 

『僕と魔女についての備忘録』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

魔女が黒猫の朧と森の中を散歩しています。

散歩を終えると朧の希望でほうきに乗って飛んで帰ることにしました。

家に戻ると渉が書き残した備忘録を読み始めます。

しかし魔女には1人で読む勇気がありません。

すると気持ちを察した朧が一緒に読んでくれます。

魔女
「坊いつも何を書いているの?」
「忘れたくないことを書いています」

備忘録は日記のようなものなので、書き始めた頃の渉は中身を見せてくれませんでした。

当時のことを思い返しながら読んでいると魔女の瞳から涙がこぼれてきます。

小学生の頃、渉は魔女の子と呼ばれ同級生からイジメを受けていました。

イジメの原因は魔女にこき使われているという偏見と、食事をまともに与えられていないため身体が小さいという誤解です。

しかし渉は魔女の子と呼ばれることを不快だと思っていません。

「魔女の子・・・そう言われて嫌な気持ちになったことがない・・・むしろちょっと・・・嬉しいかも・・・」

多少ニュアンスは異なるのですが魔女に拾われて育てられていることは事実です。

家事も渉が担当しているのでこき使われていると思われても仕方ありません。

ただし食事をまともに与えてもらっていないというのは誤解です。

このような学校生活を送っている渉は、黒猫の蛍から忠告された言葉を肝に命じていました。

「坊、どんな時も心を静かに、よくよく時間をかけると自然と見えてくる、必ず味方になってくれる人がいます、形ばかりの友人など必要ありませんよ」

蛍に言われた通りイジメられても心を乱すことはありません。

それよりも魔女と蛍に囲まれて暮らすことが幸せなのです。

「今日は火曜日、まる特スーパーで卵を買わないと、あと今夜は蛍のリクエストでお魚だから魚屋さんへ、メニューはいつも魔女さんと蛍が決めてくれるから」

この日はお勧めされた秋刀魚を買うことにしました。

魔女の家の近くでは栗を拾うことができます。

そのため秋刀魚と栗ご飯を作りたいと考えながら帰宅しました。

帰った渉が魔女と蛍の名前を呼んでも返答がありません。

しかしすぐに魔女の声が聞こえてきました。

魔女
「あー疲れた、坊お帰り、蛍が急に栗拾いだって言うのよ」

渉ならきっと秋刀魚を買ってきてくれると思った蛍は、魔女と一緒に栗を拾いに行っていたのです。

思惑がピッタリと重なった渉は蛍と抱き合ってから調理を始めました。

「栗は皮むきがありますからてっきり拾うところからかと思って走って帰ってきたんです、これならお夕飯の時間に間に合います」
魔女
「なんか簡単そう、私もむきたい」

料理が苦手な魔女も皮むきを手伝ってくれます。

皮むきを手伝う代わりに魔女はモンブランの上に乗せる栗をリクエストしてきました。

渉は大好きな魔女のリクエストに応えてあげます。

2歳の時に渉は親に捨てられました。

魔女の住む森を彷徨っていた渉を発見したのは黒猫の蛍です。

それ以来、渉は魔女の家で暮らすようになっていました。

「魔女さんはいつも僕が何かできるとすごく褒めてくれた、僕が何か失敗すると笑って大丈夫だって抱きしめてくれた・・・だから僕は安心した、ここにいていいんだって思えたから」

魔女と暮らしている生活が普通だとは思っていません。

それでもここが渉の家で、魔女と蛍は大切な家族なのです。

幸せを噛みしめている渉が夕食を完成させました。

魔女
「10歳でこんなごはん作れる子・・・天才すぎる、じまんしたい」

自慢したくなる気持ちを蛍に止められてしまいます。

その理由は10歳の子をこき使っていると世間から非難されるためでした。

蛍の忠告で魔女は親としての自覚が足りないことを認識します。

「・・・いいんです、魔女さんはそのままで」

渉が優しい言葉をかけてくれました。

しかし渉は魔女が親としての自覚が足りないという言葉に寂しさを感じています。

他人から魔女の子と呼ばれると、家族の絆を感じられて嬉しいと思えました。

ですが魔女が親とか子供について話し始めると胸の中がモヤモヤしてしまうのです。

この気持ちも渉は備忘録に書き留めることにしました。

一方も魔女も蛍の蛍の言葉でうっとりとしています。

魔女
「・・・ねえ蛍、そのままのきみがいいってかなりのコロシ文句よねえ・・・」

もしかしたら魔女と渉の関係は恋なのかもしれません。

しかしこの時の2人はお互いの恋心に気が付いていませんでした。

いつになったら魔女と渉はお互いの気持ちに気が付くのでしょうか!?

 

 

とてもセンチメンタルな気分を味わえる物語になっていますね。

血は繋がらなくても心の中で繋がっている魔女と渉の姿に感動しました。

叙情的なストーリーで読者の胸を震わせている『僕と魔女についての備忘録』

心を揺れ動かされる漫画を読みたい人にオススメしたい傑作です。

魔女と渉、そして蛍の間に流れる優しい空気感を感じ取ってみてください。

後編

渉の身体が成長していることに気が付いたのは黒猫の蛍でした。

「おや坊、制服が小さくなったのでは?」
「うふふ蛍、制服の大きさは変わらないよ、僕が大きくなっているんです」

最近の渉はとても身長が伸びてきています。

そのため背の順で一番前ではなくなっていました。

眠たそうな表情で起きてきた魔女も渉の成長に気が付きます。

魔女
「よっと・・・本当だ、重くなってる!あれ、なんか抱っこするの久しぶりじゃない?」
「・・・はい」
魔女
「私としたことがこれから毎日抱っこしなきゃ」

抱き締めた魔女も抱き締められた渉も幸せそうな表情を浮かべました。

その後、朝食を済ませると渉が学校へ向かいます。

ただし渉の身に起きている異変を蛍が感じ取っていました。

「魔女さま、まだお食事中ですか」
魔女
「蛍それなあに?」
「坊の理科の教科書です、隠してありました」

渉が隠していた理科の教科書には落書きや破られた痕が残されています。

ここで初めて魔女は渉がイジメられていることに気付きました。

100歳を超えているのですが魔女は激しく動揺してしまいます。

一方その頃、渉のクラスでは教育委員会による授業参観が行われていました。

教育委員会は優秀だと評価されている渉に注目しています。

そのことを面白くないと感じたクラスメイトが渉の教科書を読めない状態にしてしまいました。

何も知らない渉が先生から教科書の朗読を求められます。

教科書を開いた渉はここで初めて読めない状態に気づきました。

しかし優秀な渉は少しも動揺しません。

「よだかはじっと目をつぶって考えました」

教科書の内容を記憶していた渉はイジメの影響を受けませんでした。

授業が終わるとイジメに気付いた教育委員会の職員が渉に声をかけてきます。

職員は渉が現状に甘んじていることで他人の負のエネルギーを助長させていると指摘しました。

「そうか、最近持ち物を破られたりエスカレートしてる、僕がちゃんと・・・やめてって伝えてないせい・・・」

渉をイジメているのは教育委員長の娘です。

彼女は渉よりも恵まれているのですが勉強では渉に敵いません。

そのことを嫉妬しているためイジメを行っているのです。

魔女
「え、ちょっと坊ってそんなに勉強できるの?」
「まだ小学生ですから差はわかりにくいでしょうが・・・坊は何においても学ぶことが大好きなのです、その貪欲さは類まれかと・・・」

いつの間にか魔女と蛍が渉の様子を見守りに学校へやって来ていました。

様子を見ていると渉は一部の生徒だけにイジメられていることが分かります。

その後も見守っていると渉がイジメの首謀者へ直談判をしに行きました。

「大事な教科書を破いたりしないでほしい、気に入らないことがあるなら直接言ってくれたら・・・」

自分の気持ちを素直に伝えるのですが聞いてもらえません。

すると小学生に変身した魔女が現れます。

魔女
「・・・どうして」

魔女が目を見開くと時間が止まってしまいました。

次の瞬間、渉が止めに入ります。

「魔女さん!」

渉が抱き締めたことで魔女が我に返りました。

そして蛍と渉が魔女を連れて学校の外へ出て行きます。

魔女
「・・・どうして坊がいじめられるの、親に守られてぬくぬく育ったあの子たちがどれほど偉いの・・・?」

帰り道、魔女はずっと泣いていました。

魔女の手を握りながら家まで帰った渉なのですが、秘められた魔女の強大な力には気付いていません。

実は学校で渉が止めに入っていなければ、イジメの加害者たちは死んでしまっていたのです。

人間とは相容れないほど強大な力を持つ魔女と渉はこのまま一緒に生きていくことができるのでしょうか!?

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2019.09.03

 

『僕と魔女についての備忘録』を読んだ感想

種族の垣根を超えた魔女と渉の絆に感動しました。

黒猫の蛍が言い放つ冷静に状況を分析したセリフも素敵ですね。

愛情の美しさを表現した『僕と魔女についての備忘録』

大切な人の存在を思い出させてくれる感動作です。

ハンカチを持ちながら魔女と渉の絆に涙してください。

 

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