こころのナース夜野さんのネタバレ(漫画)!心の病とは?

今回は「水谷緑」先生の『こころのナース夜野さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『こころのナース夜野さん』はこんな漫画(あらすじ)

OLだった頃、ヒロインの夜野さんは親を亡くしたことと仕事のストレスで心を病んでしまいました。

しかし心の病がどのようなものか分かりません。

心の病について詳しく知りたいと思った夜野さんは精神科の看護師へ転職することにしました。

精神科で様々な患者に寄り添いながら夜野さんは心の病と向き合っていきます。

心の痛みに耳を傾ける精神科看護師に焦点を当てた『こころのナース夜野さん』

今回は豊富な取材力に基づいたリアルなヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

誰もが経験する可能性のある精神疾患について考えるきっかけにしてみてください。

 

『こころのナース夜野さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

春になり夜野さんが精神科病院の看護師として働き始めました。

夜野さん
「虫歯ができたら歯医者に行き骨折したら整形外科に行くように、心の病気にかかった人のために精神科がある、でも・・・心の病気ってなんだろう・・・私は知りたい」

心の病気を理解するため看護師になったのです。

そんな夜野さんが勤めているすみれ精神科病院の外来に電話がかかってきました。

電話をかけてきたのは中年男性です。

林さん
「あの・・・ここに電話しろと言われて電話したんですけど・・・虫が家に入ってくるんです!毎日窓やシンクの穴からたくさん入ってくるんです!」
夜野さん
「虫・・・?え・・・と、虫が入ってくるというのは・・・」

働き始めたばかりの夜野さんは男性が何を言っているのか理解できません。

すると先輩の看護師が代わりに話をしてくれます。

橘さん
「お電話かわりました、看護師の橘と申します、もう少しお話聞かせていただけますか?」

橘さんは詳しく男性から事情を聴くとケースワーカーに連絡を取りました。

ケースワーカーから事情を確認するとすぐに看護師長や他の看護師に説明を始めます。

まず男性は林さんという52歳の独居男性で、統合失調症で色々なクリニックを転々としていました。

さらに今日のように妄想が強い状態では病院に来てもらうことは難しそうです。

こうした状況を勘案した橘さんは訪問看護を提案しました。

しかし他の看護師から患者さんの家に行く訪問看護を反対されてしまいます。

その理由は医療者への不信感が強い可能性があるためでした。

もしも不信感が強ければ家の中に入れてもらえないかもしれません。

橘さん
「虫に困っている方なので、虫駆除業者という体で行くのはどうでしょうか」

普通の看護師は他の業者を装うようなことはしないのですが、医療者として訪問看護に向かうのはハードルが高すぎます。

そのこともあり看護師長が虫駆除業者としての訪問看護を許可してくれました。

夜野さん
「虫駆除業者としてってどういうこと?」

報告を聞いていたのですが虫駆除業者を装うという意味が理解できません。

夜野さんが困っていると橘さんが一緒に行こうと誘ってきました。

橘さん
「作業療法室からキャップ借りてきて、それとジャンパーっぽいものを着て・・・よし、行きましょう!」
夜野さん
「コスプレ・・・?」

ナース服から作業員姿に変身します。

そして夜野さんを車に乗せて患者の元へ出発しました。

橘さんは運転しながら少し緊張している夜野さんに声を掛けます。

橘さん
「夜野さんて前はOLだったんでしょ?そこから精神科ナースになるって珍しいよね、なんで転職したの?」
夜野さん
「OLの頃、親が亡くなったのと仕事が忙しい時期が重なった時に、自分が心の病じゃないかと思ったんです」

ストレスが溜まった夜野さんは普段の自分ではやらないような行動を取るようになりました。

このことがきっかけで夜野さんは心の病がどのような仕組みか知りたくなったのです。

橘さん
「いつもの自分じゃやらないことって?言いたくなければいいけど」
夜野さん
「ストレスが溜まりすぎて後輩を罵倒したりとか・・・電車でぶつかってきた人に肘鉄で仕返ししたりとか・・・」

精神状態がおかしかったのかもしれません。

しかしこのような行動は珍しいことではないそうです。

橘さん
「まあみんな色々あるよね、別におかしくないよ、自然な反応じゃない?」

夜野さんは自分の行動が普通だったとは思えません。

ただ自然な反応だと言われ少しだけホッとします。

夜野さん
「橘さんはどうして精神科を選んだんですか?」
橘さん
「9時17時で帰れるから、滅多に急変がないし」

シングルマザーの橘さんは子育てをしやすい環境を選びました。

その他に精神科を選んだ大きな理由はないそうです。

夜野さん
「今は精神科のどんなところが好きですか?」
橘さん
「その人らしさを見つけた時かな」

橘さんの言葉を聞いているうちに精神科の看護師に転職したことが良かったかもしれないと思い始めました。

そんな夜野さんは訪問看護によって心を病んだ男性の“その人らしさ”を見つけてあげられるのでしょうか!?

 

 

忙しさや心労などのストレスで精神がおかしくなるようなことは誰もが経験しているかもしれません。

そんな経験から心を病んでしまった主人公が精神科の看護師になったという設定に興味を持ちました。

心の病について学習することができる『こころのナース夜野さん』

患者それぞれによって向き合い方が異なることを教えてくれる興味深い内容になっています。

それでは夜野さんと橘さんの訪問看護がもたらす患者への効果に驚いてみてください。

後編

訪問看護に向かった橘さんと夜野さんが患者の自宅に到着しました。

林さん
「ああ、よかった!困ってたんですよ!これ見てください!虫がすごいんです!」

廊下には多数の殺虫剤が置かれています。

しかしどこにも虫は見当たりません。

それでも虫駆除業者を装っている橘さんは見えない虫の駆除を始めました。

全く動じずに演技を続ける橘さんの姿に驚きながら、夜野さんはどんな虫が林さんの目に映っているのか気になってきます。

夜野さん
「あの・・・虫って・・・何色ですか?」
林さん
「赤」

林さんの目には赤くて八角形で足がたくさんある虫が見えていました。

虫が見えなくても想像するだけで夜野さんは気持ち悪くなってしまいます。

その後、橘さんの質問によって林さんが殺虫剤を毎日使用していることが分かりました。

夜野さん
「毎日?林さん、肺の持病あったよな・・・」

肺に持病があるので殺虫剤の使用を推奨することはできません。

橘さんはここでも虫駆除業者として林さんにアドバイスをします。

橘さん
「ご病気もありますし殺虫剤は最後の手段にしたいので、どうしても焚きたくなったらお電話いただけませんか?」

この日は床と窓を掃除してからマットを敷くことで対応しました。

ひとまずこの状況で様子を見てもらうことにします。

夜野さん
「どうなるんだろう・・・」

不安を抱えたまま1週間が経過しました。

翌週になると林さんから掃除の効果があったと言われます。

しかし時間が経過したため再び虫が入ってので雨戸の間をふさぐことになりました。

橘さん
「来週から一人で行ってみてもらえる?困ったら電話していいから」

急に1人で林さんの掃除を担当することになってしまいます。

仕方なく1週間後に林さんのお宅を訪ねると、エアコンからも虫が出てくると言われました。

夜野さん
「ふさぎますね、これで様子を見ましょう」

自分が何をやっているのか分からなくなってしまいます。

それでも看護師になるため勉強した教科書には妄想を肯定も否定もしないと書いてあったことを思い出しました。

翌週になると林さんからさらなる無理難題を突き付けられます。

林さん
「どうやら虫は台所の床下にいるみたいなんですよ、潜ってみてくれませんか?」

このお願いにはさすがに困惑してしまうのですが、患者の望みということなので引き受けることにしました。

絶対に患者の妄想は肯定も否定もしてはいけないのです。

夜野さん
「林さんの目の前には虫はいる・・・」

床下に潜って掃除をしてあげると、翌週には虫が減ってきたと言われました。

さらに1か月半後、床下に潜った効果が出ます。

林さん
「この1週間一度も虫が出てません!いなくなったみたいです!」
夜野さん
「よかったですねぇ・・・」
林さん
「ええ、それでね、虫がいなくなったから兄が遊びに来るって言ってるんですよ、ぼくが変なことを言わなくなったって」

初めて虫以外の話題が上がったので夜野さんは安心することができました。

ここで他に困ったことがないか聞いてみると、医者が話を聞いてくれないと相談されます。

妄想か判断できないため一緒に病院へついていくことにしました。

すると林さんの言っていた通り医者は話を聞いてくれません。

代わりに夜野さんが話を聞いてあげると、林さんが子供の頃にイジメられていたことを打ち明けてくれました。

イジメに耐えられなくなった林さんは自殺の練習を繰り返したそうです。

夜野さん
「子どもの頃から孤独を感じてた人なんだな・・・」

話を聞いてあげているうちに林さんは少しずつ心を開いてくれるようになっていきました。

様子が落ち着いてきたため精神科病院の受診を勧めてみます。

林さん
「今52歳で職もないしこれからのことを考えていると眠れなくなるんです・・・嫁とは離婚して遠くに住んでいて相談できるような人はいません」

林さんはこれから先の人生に不安を抱えていたため虫が見えるという症状が現れていました。

精神科に相談したことで少しだけ落ち着いた林さんは治療を卒業し、福祉サービスを受けることにします。

夜野さん
「その人の話を聞くこと・・・それが看護師として最初にできることかもしれない」

夜野さんは林さんに対して特別な看護を行った訳ではありません。

しかし話を聞いてあげたことで間違いなく林さんの心は救われたのです。

まだまだ新米看護師の夜野さんが次に出会うのはどんな患者さんなのでしょうか!?

 

『こころのナース夜野さん』を読んだ感想

看護の崇高な精神を丁寧に表現した素敵な物語ですね。

特に妄想を肯定も否定もせずに向き合うことで患者に寄り添ったシーンが感動的でした。

現代社会では誰もが発症する可能性のある心の病を題材にした『こころのナース夜野さん』

自分は大丈夫だと思っている人こそ危険なのかもしれません。

少しでも不安を抱えている人はこの作品を読んで勇気を貰ってみてください。

 

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