薫る花は凛と咲くのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「三香見サカ」先生の『薫る花は凛と咲く』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『薫る花は凛と咲く』はこんな漫画(あらすじ)

バカが集まる底辺の千鳥高校は、隣接する名門お嬢様学校・桔梗学園の生徒たちから毛嫌いされています。

強面で寡黙な紬凛太郎も自分が桔梗学園と関わることはないと思っていました。

そんな中、実家のケーキ屋によく来る和栗薫子と話すようになった凛太郎は、彼女が誠実で優しい女性だと知り惹かれていきます。

これまで見た目で否定的な事を言われてきた凛太郎は色々なことを諦めてきました。

優しい薫子は凛太郎が閉じこもった殻を破ってくれそうだったのですが、彼女は学校同士が嫌い合っている桔梗学園の生徒だったのです。

自分が嫌がってきた見かけだけで人を判断する人間になっていた凛太郎は心を開くことができるのでしょうか!?

人と真っ直ぐ向き合うことの難しさを表現していく『薫る花は凛と咲く』

今回は優しい気持ちになれる恋愛漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

薫子の存在が凛太郎に大切な事を思い出させてくれますよ。

 

『薫る花は凛と咲く』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

いつもより早く登校した凛太郎が桔梗学園のカーテンを開ける薫子の姿を目撃しました。

動揺していると友人の宇佐美翔平が今日も桔梗の生徒に睨まれたとぼやいてきます。

続いて登校してきた夏沢朔と依田絢斗も睨まれたばかりでした。

お嬢様学校の桔梗と、バカ学校の千鳥はどう考えても合わない水と油のような関係です。

紬凛太郎
「さっきの和栗さんすげえ驚いてた、つい反射的に閉めちまった・・・めっちゃ感じ悪いヤツだ俺・・・和栗さんに嫌われても仕方ねーよ・・・」

窓際に座っている凛太郎はいつもカーテンを開けているのですが、今日は閉めたままになっていました。

友人たちには不思議がられますが、今日は眩しいから閉めていると誤魔化します。

いつもは眩しくても閉めないので珍しいと思われました。

紬凛太郎
「和栗さん隣にいるのか・・・もう店にも来なくなるだろーな・・・桔梗は千鳥が嫌いなんだし・・・逆に良かったのかもな、千鳥の俺と関わっていてもいいことねぇし桔梗なら尚更だ」

放課後になると友人たちがカラオケに誘ってきます。

スマホを確認すると実家のケーキ屋を手伝ってほしいというメールは来ていません。

手伝いがないので遊びに行こうとするのですが、外に出てみると校門の方が騒然としています。

集まっている生徒に何があったのか尋ねると、校門の外で桔梗の生徒が待っているとのことでした。

紬凛太郎
「わ、和栗さん!?何でここにいるんだ!?何してるんだ!?」

校門の前で薫子が1人で立っています。

しかし凛太郎は声を掛けることができません。

代わりに宇佐美が薫子に声を掛けました。

桔梗の生徒に睨まれたことを根に持っている宇佐美は、少し威嚇するような態度になってしまいます。

和栗薫子
「え・・・えっと人を待ってて・・・」

大声で話しかけられたので薫子はビックリしてしまいました。

それでも宇佐美は誰を待っているか無神経な質問を続けます。

紬凛太郎
「宇佐美・・・怖がらせんな・・・すいません」
和栗薫子
「い・・・いえ・・・」

宇佐美は怖がらせようとしたわけではありません。

桔梗は嫌だけど彼女が校門で待っていることが羨ましかったのです。

アホの宇佐美が羨ましがっていると、桔梗の女子2人が薫子を連れ戻しに来ました。

女子は宇佐美のあごにぶつかったのですが謝ろうともしません。

これが桔梗と千鳥の現状なのです。

怒った宇佐美は不機嫌そうにしながら凛太郎たちとカラオケに向かいました。

紬凛太郎
「まじで焦ったーっ、他人のフリしたけどバレてねぇよな・・・あれってまさか・・・俺に・・・会いに来たんだよな?いやいやいや!他に知り合いいるかもしんねーだろ!でも・・・マジでそうなら・・・」

理由は分かりませんが嬉しいと感じます。

それでも結果的にまた怖がらせてしまいました。

やはり千鳥の生徒は桔梗の生徒と会ってはいけないのかもしれません。

カラオケに行っても薫子のことが頭から離れない凛太郎に、最近何かあったのか朔が尋ねてきます。

凛太郎は薫子に出会ったことも、彼女を庇ってできた額の傷についても友人たちには話していません。

紬凛太郎
「・・・言うか?和栗さんの話をして何になるんだ?言うほどのことなのか?話したところで言われるのはきっと桔梗なんか、そう言われるのも思われてるのも分かる、けど違う、なんか、なんか嫌だ」

これまでは桔梗の悪口が聞えてきても何も思いませんでした。

ですが今は桔梗を悪く言われたくありません。

確実に凛太郎の感情に変化が表れています。

それでも凛太郎は桔梗と千鳥の間に存在する大きな壁を越えられるわけがないと感じていました。

今の凛太郎には大切なものが見えていません。

忘れている大切な事を教えてくれるのが薫子だったのです。

 

 

薫子が桔梗の生徒だと分かり激しく動揺する凛太郎の姿が印象的でした。

せっかく薫子が待ってくれていたのに、他人のフリしかできないところも切ないですね。

純粋な薫子に大切なものを思い出させてもらう『薫る花は凛と咲く』

実は凛太郎も純粋なので自分が忘れていたことにすぐ気づいていきます。

ここからも素敵なセリフが数多く描かれていますよ。

第2話後編

カラオケから帰ってくると7時過ぎなのに店の電気が点いています。

紬凛太郎
「ただいまー、なぁ店のカギ開いて・・・」
和栗薫子
「あ!凛太郎くん!おかえりなさい・・・!」
紬凛太郎
「和栗さん!?何で・・・」

お店の中で薫子が待っていました。

すぐに薫子が近づいてきて深々と頭を下げます。

和栗薫子
「すみませんでした!あんな騒ぎ起こして・・・千鳥と桔梗の仲の悪さを甘く見てました」
紬凛太郎
「え!?俺そんなことは気にして・・・大丈夫ですほんとに」
母親
「あー!やっと帰ってきた!おかえり!あんた連絡くらい入れなさいよね!和栗さんずっと待っててくれたのよ!?和栗さんまだ時間大丈夫だったら余ったケーキ食べてかない?」

薫子は遠慮しようとするのにお腹が鳴ってしまいました。

恥ずかしがるのですがこれで雰囲気が明るくなります。

紬凛太郎
「和栗さん食べませんか?一緒に」

一緒にケーキを食べながら話をすることにしました。

薫子は相変わらずケーキを幸せそうに食べてくれます。

和栗薫子
「あのお友達は大丈夫でしたか?あご・・・」
紬凛太郎
「ん?あぁ、大丈夫です、あいつタフなんで、それより何で校門に?」
和栗薫子
「・・・会いたかったんです、凛太郎くんに、もう軽率なことはやめます・・・すみません」

やっぱり薫子は凛太郎に会いに来てくれていました。

しかし軽率な行動を反省しているようです。

紬凛太郎
「いや・・・先に突っかかったのこっちだし、それに俺和栗さん見たとき嬉しかっ・・・たっつーか・・・や!すんません!キモイっすね俺、今のナシで!」
和栗薫子
「えっやだ!ナシにしないで・・・!」

お互いの顔が真っ赤に染まりました。

恥ずかしいので凛太郎は薫子にケーキを勧めます。

紬凛太郎
「つーか俺・・・店に和栗さん来てると思わなくて!」
和栗薫子
「急に来ちゃったからですか!?」
紬凛太郎
「いやもう店には来ないと思ってたから、だって・・・桔梗と千鳥だし・・・和栗さんは桔梗だから俺に会いに来てくれるなんて思わなかったし・・・俺と関わっても和栗さんにいいことがあるとは・・・」
和栗薫子
「・・・私は・・・嬉しかったですよ、凛太郎くんが千鳥の生徒だって知って・・・あ!もうこんな時間!すみませんもう帰りますね・・・本当ですよ、凛太郎くんのことたくさん知れるかもって思ったんですもん!」

お礼を言うと帰ってしまいました。

帰り際に見せた悲しげな表情を凛太郎は見逃しません。

紬凛太郎
「和栗さん・・・何であんな顔したんだ?分かんねぇ、分かんねぇけど・・・俺が傷付けた」

テーブルを見ると幸せそうに食べていたケーキが残っています。

呆然としていると母親が戻ってきたので事情を説明しました。

すると強烈なデコピンを喰らわされます。

母親
「あんたねーまずは和栗さんを追いかけなさいよ、夜は危ないでしょ!一人で帰らせるんじゃないの!」
紬凛太郎
「ぐ・・・和栗さん俺のことを知れるのが嬉しいって言ってた、もうそっから何でか分かんねぇ・・・あのさ和栗さん何で俺に会いたかったんだろう、桔梗なのに」
母親
「あんたほんとに気付いてないの?自分がされてきたことと同じことをしてんのよ、見かけだけで決めつけられることを昔は散々自分で嫌がってたのに今は自分の方が桔梗桔梗って・・・そればっかり、あんたが千鳥の生徒って知った和栗さんは一度だって態度を変えた?」

強面なので実家がケーキ屋は似合わない、顔が怖いだけで有名な不良と言われてきました。

桔梗だから関わってはいけないと決めつけた凛太郎は、過去に自分が言われた傷ついたことを薫子に言ってしまったのです。

最低なことをしていたことに気づいた凛太郎は自分の顔面を殴りました。

翌朝、薫子が登校してくると校門の前で凛太郎が待っています。

紬凛太郎
「・・・朝早く来れば和栗さんに会えると思ったから、傷付けてごめん!ごめん」
和栗薫子
「傷付けた・・・?」
紬凛太郎
「・・・悲しそうな顔させたから」

素直に謝ると急に薫子がうずくまりました。

どうやら悲しい顔見られたことが恥ずかしいようです。

和栗薫子
「・・・悲しくなったのは事実です、でもそれは私の勝手で・・・なのに黙って出ていってしまって、ただでさえたくさん困らせたのにまた・・・凛太郎くんを困らせてしまって・・・ごめんなさいー・・・」
紬凛太郎
「そんな・・・!俺の方こそ・・・」
和栗薫子
「・・・優しすぎますよ、凛太郎くん・・・」

薫子はずっと真正面から凛太郎に気持ちを伝えてくれていました。

そんな彼女だからこそ凛太郎もしっかり向き合わなければいけません。

凛太郎は千鳥の生徒が桔梗を悪く言ってるのを見た時、いつもは何も思いませんでした。

それはお互いが嫌い合っていることを普通だと感じていたためです。

紬凛太郎
「でも和栗さんが悪く言われたと思うと嫌だった・・・嫌だったけど俺と関わったらまた怖い目に遭わせるかもって・・・ナシにしたこと取り消させてください、学校ばっか気にして和栗さんを見てなくてごめん、俺も嬉しかった!」

素直な気持ちを真正面から伝えました。

すると薫子が立ち上がります。

和栗薫子
「もう大丈夫です!すみません、凛太郎くん私は和栗薫子です」
紬凛太郎
「し・・・知ってます・・・」
和栗薫子
「そしてあなたは紬凛太郎くんです、千鳥と桔梗なんて関係ない、他でもないあなただから私は知りたいと思ったんですよ」

2人は連絡先を交換するとそれぞれの学校へ向かいました。

凛太郎が教室のカーテンを開けると、隣の校舎では満面の笑みを浮かべた薫子が手を振ってくれています。

もっと彼女のことを知りたくなりました。

紬凛太郎
「俺には一生関係ないと思ってた世界が少し近付いた気がした」

色眼鏡を外すだけで見える世界が変わることに気付いた凛太郎だったのです。

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『薫る花は凛と咲く』はこんな人にオススメ

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