オキテネムルのネタバレ(漫画)!この物語の魅力とは?

今回は「連打一人」先生の『オキテネムル』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『オキテネムル』はこんな漫画

寄生生物の感染により、頭部が動物に変化してしまい共喰いする人間が出没します。

彼らが大繁殖したため大惨劇に襲われる人々。

それは主人公のカナタが住む街でも例外ではありませんでした。

周囲を見回すと誰が観戦しているか分からないため、大パニックになるカナタたち。

彼らと感染者との壮絶な殺し合いを描く本格派サスペンス漫画の『オキテネムル』

今回はそんな物語の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

衝撃的なストーリーをごゆっくりお楽しみください。

 

『オキテネムル』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

若者たちがゲームセンターではしゃいでいると、寄生生物に感染した人間が突然襲い掛かってきました。

頭部がキリンのように変化した感染者は、若者の一人を銜えたままアーケード街に侵入していきます。

そのまま暴れだした感染者は制止に入った警察官まで殺害してしまいました。

どこか余裕しゃくしゃくの様子で殺戮を楽しむかのような感染者。

するとそこにアーケードの天井をぶち破った覆面姿の人物が現れます。

この人物はキリンの首をへし折ると、一瞬にして息の根を止めてしまいました。

翌日になるとこの噂は街中に広まってしまいます。

それは学校に向かうトキジの耳にも入ることになりました。

噂を彼の耳に入れたのは同級生の雫です。

「おはよ」
トキジ
「な、なにすんだよ!」
「トッキーのビビッた顔かっわいっ」
トキジ
「はぁ・・・?な、何だよそれ、意味わかんねぇよ!」

挨拶と同時に雫から体当たりされたため、トキジは少し怒っている様子です。

テンションの高い雫と正反対で冷静なトキジ。

「それよか知ってる?キリン男」
トキジ
「キリン男・・・?なにそれ」
「えー知らないの!?頭がキリンで体は人間の謎の生物だよ、実は昨日の商店街の通り魔事件、あれキリン男のしわざだって話」
トキジ
「あのさぁもしかしてマジで言ってんの?」

ネットの情報をすぐに信じ込む雫に対して、科学的な根拠がない話は信用しないトキジ。

考え方の違う二人は口論になってしまいます。

すると背後から大きな声が聞こえてきました。

カナタ
「ネコ男だー、うぎゃーいって・・・」

じゃれ合うように猫から引っかかれたカナタが電柱にぶつかってしまいます。

どうやら魚市場でバイトしているため、魚の匂いがしみついたカナタを猫が気に入ってしまったようでした。

何とか落ち着いたカナタに声をかける雫。

「そんなことより例のデスゲームのこと忘れてないでしょうね、今日のテスト私に負けたら学園祭の実行委員に入ってもらうからね」
カナタ
「雫も忘れんなよ、俺が勝ったら学祭にはいっさい参加しないからな」

この約束はクラスに馴染もうとしないカナタを想って雫が提案したものでした。

雫に対しては強気な様子のカナタなのですが、いざテストの本番になるとヤマを外し問題がまったく解けません。

カナタ
「まずい・・・人前に立ちたくねぇよ・・・やっぱあれ使うしかねぇか・・・」

彼が言う「あれ」とは一体どのようなものなのでしょうか!?

 

 

不気味な化け物が人間に襲い掛かるシーンから始まった『オキテネムル』

冒頭から大迫力の物語となっていますね。

ここからさらにその迫力はスケールアップしていくことになります。

スリル満点で大迫力の展開が醍醐味の『オキテネムル』

それではこの物語のスリルを味わいながら続きをご覧ください。

後編

「あれ」を使うと決めたカナタは、心を落ち着かせながら人差し指を左耳に入れていきます。

すると電流が走ったかのように覚醒するカナタ。

どういう訳かその後の彼は答案の解答欄を一気に埋めていくのでした。

しかしすべての解答を埋めたカナタに急激な睡魔が襲い掛かります。

カナタ
「あれっなんか急に・・・すっげぇねむい・・・まさか・・・!?やっべー・・・」

そのまま眠りに落ちたカナタをトキジは呆れ顔で眺めていました。

テストが終わるとカナタとトキジは、教室から遠く離れた建物に向かいます。

そこにはテストに備えたカンニングペーパーがカナタによって貼られていました。

トキジ
「ったく・・・こんなことだろうと思ったよ」
カナタ
「そう言うなよ、俺は人生の勉強で忙しいからさ、学校のお勉強はお前にまかせるよ」
トキジ
「ほんとにこれ教室から見えたのか?」

実はカナタが「あれ」と言っていたのは、遠くのものを見るという特殊能力のことだったのです。

しかしこの特殊能力には急激な眠気を伴うという副作用がありました。

そのことを心配しているトキジ。

トキジ
「カナタ、マジメな話この変な力使わない方がいいよ、そもそも超能力なんて絶対に存在しないしカナタの力も科学で説明がつくはずだ」

科学的な事実しか信じないトキジだからこその言葉なのです。

カナタは楽観的な様子ですがトキジの忠告を胸に受け止めていました。

そんな彼らに衝撃が走ったのはこの日の夜のことでした。

雫と連絡が取れなくなったことをトキジから聞いたカナタ。

最初は大して気にしなかったのですが、翌日になっても雫と連絡が取れません。

さらに学校へ行くとパトカーが辺りを封鎖していたため、少しずつ不安が膨らんでいきます。

パトカーが集まっている原因が学校にあると知ったカナタとトキジ。

するとカナタは屋上に向かって走り出しました。

カナタ
「カンニングなら誰にも負けねえ」

警察により封鎖された教室を特殊能力を使って覗くカナタ。

そこで彼はヘビのような頭部に変化した死体を見つけます。

ここから急展開する『オキテネムル』

カナタが見た奇妙な生物の死体と雫の失踪にはどのような関連性があるのでしょうか!?

息詰まる物語の続きはご自分の目で読むことをお勧めしますよ。

 

『オキテネムル』はこんな人にオススメ

サスペンス漫画とミステリー漫画が好きな人には是非読んでもらいたい漫画になっています。

スリリングな展開と個性豊かな登場人物たちは、必ずと言っていいほど読者を満足させるものになっていますよ。

上手な絵で読みやすい漫画でもあるので、人気作となっている理由がよく分かります。

大迫力で斬新な設定になっている『オキテネムル』

是非この機会に読んでみることをお勧めします。

 

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