鍛冶屋ではじめる異世界スローライフのネタバレ(漫画)!

今回は「漫画 日森よしの 原作 たままる」先生の『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』はこんな漫画(あらすじ)

ブラック企業に勤めていた天涯孤独の中年男性が、トラックに轢かれそうな猫を庇って亡くなりました。

しかし助けた猫が世界を見張るものの仮の姿だったことから、チートな能力を授かって異世界に転生することができます。

中年男性は異世界で但箭英造(タンヤエイゾウ)という名前で鍛冶屋を始める事にしました。

授かった鍛冶スキルで異世界でのスローライフを楽しむはずだったのですが、作製した刃物が評判を呼んでしまい日常が忙しなくなっていきます。

さらに獣人のサーミャなど運命的な出会いを経て、エイゾウは賑やかな日々を送ることになりました。

大人気小説をコミカライズした『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』

今回は異世界ファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

刀鍛冶として新たな人生を歩み始めたエイゾウの幸せそうな日々が描かれていきますよ。

 

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

勇者と魔王がお互い最強だと信じている剣で戦っています。

しかしどちらも相手の武器を砕くことができません。

それぞれの剣が誰の手で打たれたのか尋ね合うと、どちらも偏屈な鍛冶屋が打ったものでした。

勇者と魔王は実力が互角なので武器も同じ能力なら勝負はつきません。

無駄だと感じた勇者と魔王は休戦することにしました。

この剣を打った刀鍛冶のエイゾウが空を見上げています。

エイゾウ
「この世界で暮らし始めて随分経つ、あの日俺は死んだ、飛び出したのは猫が好きというだけの理由だった」

トラックに轢かれそうな猫を庇ってエイゾウは代わりに亡くなってしまいました。

しかし亡くなったはずのエイゾウが意識を取り戻します。

目の前には猫耳のフードを被った正体不明の人物が宙に浮いていました。

ウォッチドッグ
「単刀直入に言うとあの世界で君は死んでしまった、本来ならこのままだと君の魂は分解されてしまう、そして新たにリソースとして蓄積されてしまうところだけど今はボクがそれを留めていてショックで魂が壊れないように精神を鈍化させてもらってる、キミこうなる前にのら猫を助けたね、あれはボクだ」

現れたウォッチドッグ(世界を見張るもの)は無数の平行世界を渡り歩き、それぞれが互いに悪影響を及ぼさないように見張っているそうです。

ウォッチドッグは猫の姿で世界を見張っていたのですが、ドジってしまいトラックに轢かれかけました。

つまりエイゾウは亡くなる予定ではなかったのです。

予定外の出来事を埋め合わせするため、ウォッチドッグはエイゾウを別の存在で補填することにしました。

エイゾウ
「よくわからんが補填なんて回りくどいことをしないで、あの事故をなかったコトにすることはできないのか?」

本来は事故をなかったことにすれば手っ取り早いのですが、事故をウォッチドッグが目撃したことが問題なのです。

ウォッチドッグが視たことは報告され記録されるので、エイゾウの死は確定してしまいました。

しかし手の打ちようがない訳ではありません。

ウォッチドッグ
「いや実は別の世界にも似たような事案がないわけじゃない、そこでキミの世界と別の世界で存在の入れ替えを行おうと思う」

エイゾウは別の人物として新たな人生を送ることだとすぐに理解しました。

ただし気になっていることがあります。

エイゾウ
「・・・1つ聞きたいんだが・・・俺を生かす理由はなんだ?」
ウォッチドッグ
「ボクのミスでそれを救ったキミが死んでしまうのは寝覚めが悪いと言うか、それにそうするだけの理由がこちらにはあると今は思っておいてほしい・・・」

ウォッチドッグはお礼に送り込む世界で暮らしていくための知識や能力などを優遇してくれると約束してくれました。

その上でどんな人生を送りたいのか質問してきます。

エイゾウは前の世界で天涯孤独のままブラック企業でプログラマーを務めていました。

生きてきた世界に未練はありません。

ただし消えてしまうわけでもないので2度目の人生が手に入るならやりたいことをやってみたくなります。

エイゾウ
「俺はものを作るのが趣味なんだがそれを生きる糧にできたらいいな」
ウォッチドッグ
「ふむ・・・ものを作ると言ってもいろいろあるけど希望は?」
エイゾウ
「刀鍛冶に興味があった、終ぞ触れる機会はなかったが」
ウォッチドッグ
「よし、では鍛冶屋として生きるための能力と経験を最優先に言語と知識、生産スキル、戦闘能力、それと少しの魔法を使える力を与えよう、ありがとう」

こうしてエイゾウはウォッチドッグを助けたことで第2の人生を生きることになったのでした。

 

 

転生する物語は多々ありますが助けた猫に新たな人生を与えられるという設定が斬新ですね。

冒頭で描かれる勇者と魔王の戦いにエイゾウがどのように関わっているのかも興味をそそられました。

こんな冒険をしてみたいと胸をワクワクさせてくれる『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』

いよいよエイゾウの異世界スローライフが幕を開けていきます。

チートな能力で異世界の生活を満喫する風変わりな刀鍛冶の物語から目が離せなくなりますよ。

後編

森の中で目を覚ましたエイゾウは激しい頭痛に悩まされていました。

エイゾウ
「痛ぇっ、頭が割れ・・・っ、何だ・・・頭に体に指先に今まで知らなかった情報が入ってくる・・・あぁ、そうかこれで理解した、今までの俺の人生は・・・終わったんだ」

しばらくすると痛みにも慣れてきます。

立ち上がりながら自分の知らない知識と記憶にない経験が体を構築していることが実感できました。

奇妙な感覚をエイゾウはインストールだと割り切って受け入れる事にします。

周囲を見回すとすぐ近くに小屋が建てられていました。

ウォッチドッグが用意すると言ってくれた住居だと思われます。

エイゾウ
「台所や寝室・・・食材と各種道具・・・ひと通り生活ができそうなものはそろってるみたいだな、これで暫くはもちそうだな」

小屋には生活必需品が用意されていました。

しかし電気や水道は見当たりません。

井戸もないので水源は自分で確保しなければいけないようです。

そして奥にも部屋があるので中を確認することにしました。

エイゾウ
「これが俺の仕事場か、材料も道具もそろってるんだな、使い方も作業内容もこの手指が知っている」

初めて触れたはずなのですが道具が手に馴染みます。

すぐにこれがウォッチドッグに与えられたチートな能力だと理解しました。

さらにウォッチドッグが少しの魔法を使える力を優遇したという言葉も思い出します。

エイゾウ
「今は・・・昼か?日はまだだいぶ高いが・・・適当に飯を食ったら散策に出てみるか、水源を見つけないと、さて火だが・・・」

切った食材を鍋に入れて塩で味付けをしました。

鍋を煮るため手の平を広げると指先から火が出ます。

火力は弱いのですが着火には便利な魔法を使えることが分かりました。

魔法のおかげで食事を済ませたエイゾウは水源を探すため外へ出てみます。

迷わないように目印を付けながら進んでいくと、森の中には見たことがない風景が広がっていました。

エイゾウ
「緑の・・・リスか?ほんとに異世界なんだな、この森はどんな場所でどのくらい広い?人里は近くにあるのか?そういう情報はあんまり入ってこなかったな」

自分の能力以外は分からないことだらけです。

しかし森の中に生えている植物の中から薬草を見極めることはできました。

知らなくても知っているという不思議な感覚に少しずつ頭が馴染んできます。

そのまま歩き続けていくとようやく水源を発見しました。

エイゾウ
「あの家から15分くらい・・・か?毎日いい運動になりそうだ」

水源には魚もいるので釣りもできそうです。

運良く水を確保できたので安心していると、水源のそばに何かが倒れていることに気づきました。

猛獣かもしれないと警戒しながら近づくと、人間と虎をミックスさせた獣人が怪我をしています。

すぐに手当てしないと危険だと感じたエイゾウは獣人を小屋まで運びました。

小屋の中に裁縫道具があったので布を割いて包帯を作ります。

エイゾウ
「傷口を確認しなきゃならん・・・許せよ・・・やっぱり腹の傷が一番深いな」

服を脱がせると煮沸した針と糸で腹部の傷を縫い始めました。

苦しむ獣人のため縫合作業を速やかに終わらせます。

縫合が終わり森の中で見つけた薬草を飲ませると容体が落ちついてきました。

エイゾウ
「・・・っふぅ、さすがに疲れた、これからここでやっていくわけだ、鍛冶屋としてやっていくためには準備がいる、やることはそれなりにある、だがせっかくの第2の人生ワーカホリックよりスローライフだ」

明日から本格的に作業を始める事にします。

その間も獣人の様子を見なければいけません。

疲れているエイゾウは考え事をしているうちに寝てしまいました。

サーミャ
「おい」
エイゾウ
「ん・・・?」

目が覚めると獣人が馬乗りになっています。

こうして始まったエイゾウの余生にはどのような運命が待ち受けているのでしょうか!?

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

鍛冶屋ではじめる異世界スローライフのネタバレ(第2話)!

2023.10.01

 

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』を読んだ感想

社畜だった人生を振り返り第2の人生はスローライフにしたいと願うエイゾウの考え方に共感できました。

魔法や知識などを優遇してもらえたことで異世界にすぐ順応できたことは幸運でしたね。

冒険心をくすぐる展開が連続していく『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』

まだまだエイゾウのスローライフは幕を開けたばかりです。

サーミャたちとエイゾウはどのような物語を紡いでいくのでしょうか!?

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓