『ガットショット』のネタバレ!ポーカー漫画の面白さは?

今回は「佐藤まさき」先生の『ガットショット』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ガットショット』はこんな漫画(あらすじ)

高校2年生の二ノ岬凛(にのさきりん)は親の都合で転校を繰り返しています。

そのうちに凛は他人の顔色を窺ってばかりいる透明人間のような存在になっていました。

新たに転校してきた西鎌倉高校でも親友と呼べる存在がいなく、やりたいことも見つかっていません。

凛が孤独を感じていると先輩からポーカー部に勧誘されました。

最初はただのギャンブルだと思っていたのですが、運だけでは勝つことができないポーカーの奥深さを知るうちに、凛は青春の全てをポーカーに捧げていくようになります。

日本ポーカー協会が監修を務めて話題を集めた『ガットショット』

今回はポーカーに魅了された少年少女の物語について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

知恵と戦略で相手を打ち負かすポーカーの世界に引き込まれてみてください。

 

『ガットショット』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

2003年にアメリカで開催されたポーカーの世界大会でクリス・マネーメーカーという男が優勝しました。

彼は持ち金40ドルから這い上がっていき、賞金250万ドルを手に入れたのです。

ただし彼が勝利したのは運が良かった訳ではありません。

ポーカーは知恵と戦略次第で名誉と大金を手にできるカードゲームなのです。

まだそんな奥深いポーカーの世界と出会う前の二ノ岬凛が学校へ向かっていると、同級生の女子が声を掛けてきました。

朝の挨拶を済ませた2人が駅を出ようとしていると、女子が前を歩く男子のことを気にしています。

二ノ岬凛
「あっごめん、わたしジュース買うから先行って」

女子の視線に気づいた凛は用事を作って先に行かせました。

すると予想通り女子が男子に声を掛けます。

ジュースを買おうとしていた凛は、その様子を見ているうちに100円玉を落としてしまいました。

拾おうと手を伸ばすと別の男子が代わりに拾ってくれます。

二ノ岬凛
「あのっすいません、あっありがとうございます」

男子に慣れていないので緊張しながらお礼を言いました。

すると100円玉を拾った男子が両方の拳を差し出してきます。

どちらの手に100円玉が入っているか当てさせようとしているのかもしれません。

二ノ岬凛
「えっと・・・じゃあ左で・・・」

男子が左手を開くと100円玉が入っていました。

凛はホッとするのですが男子は厳しい表情を浮かべています。

黒葉一馬
「何でわかった、答えろ、何でわかった」
二ノ岬凛
「なっ、なんで怒ってるんですか・・・?」
黒葉一馬
「なんで怒っているとわかった、答えろ」

危ない人かもしれないと不安になった凛は逃げ出してしまいました。

そのまま学校へ向かった凛は何事もなく1日の授業を受けていきます。

ただし不安が無くなった訳ではありません。

二ノ岬凛
「はぁー、朝の人って同じ学校だよね・・・まいっか、これ以上関わらなければ問題ないし」

窓から手を出して黒板消しのホコリを落としていると、クラスメイトの女子が掃除の担当を代わってほしいとお願いしてきます。

部活の大会が近い女子のため、凛は快く掃除を引き受けてあげました。

すると女子が凛のことをいい人だと言ってくれます。

しかしいい人と言われることはあまり嬉しくはありません。

二ノ岬凛
「私はいい人なんかじゃない、親の都合で転校をくり返しているうちにいつしか他人の顔色をうかがって周りにとけ込むのが上手くなっただけ、だから親友もできなければ本当にやりたいこともない、いてもいなくてもいい私は透明人間」

凛はいつからか自分のことを透明人間だと思うようになっていました。

他人の顔色ばかりを窺っていて、自分の行動に自分の石は関係ありません。

そのため自分の存在価値を見出せなくなっていたのです。

暗い気分になった凛が帰ろうとしていると、下駄箱で先輩の女子が話しかけてきました。

坂井茜
「やっと見つけた、転校生!部活は!?」
二ノ岬凛
「いえ何にも・・・」
坂井茜
「っしゃあ!とりあえず来て!ね」
二ノ岬凛
「え!?あっちょっと!」

先輩は強引に凛のことを自分たちの部室へ連れて行きます。

部室にはポーカーテーブルが置いてあり、2年生の男子部員が新入部員の入部に大喜びしていました。

坂井茜
「私は部長の坂井茜、よろしくね」

まだ凛はポーカー部に入部するとは言ってません。

戸惑っていると部室の奥で寝ていた男子が起きてきます。

二ノ岬凛
「あっ、朝の!」

出会いたくなかった厄介そうな男子と再会してしまいました。

黒葉一馬という男子との再会によって凛の運命が大きく動き始めることになったのです。

 

 

凛に対抗的な様子の黒葉一馬のミステリアスな態度と、口の悪さが彼のキャラを際立たせていますね。

対照的に自分の殻にこもっている凛が、ポーカーを通じてどのような成長を遂げるのか楽しみになりました。

本格的なポーカーの世界観を表現した『ガットショット』

ここから凛がポーカーにのめり込んでいきます。

凛を虜にしたポーカーの魅力を感じ取ってみてください。

後編

一馬がいたことに驚いていると茜が凛のことを部員に紹介します。

坂井茜
「この娘よ!一馬のアレを見破ったの!」

一馬が100円玉を使って仕掛けてきた“どっちだ?”はなかなか見破ることができません。

そのため部員の荒巻哲太は尊敬の眼差しで見つめてきます。

二ノ岬凛
「わ、私・・・帰ります・・・っ、ギャンブルは苦手だし」
黒葉一馬
「つーかポーカーはギャンブルじゃねえ、チビ」

普段は怒りの感情をぶつけることはありません。

しかしチビと言われた凛が一馬に突っかかっていきます。

二ノ岬凛
「あ、あのいまの関係ありませんよね、謝罪してもらえませんか」

謝罪を求めるのですが一馬は謝ってくれません。

すると茜がポーカーで決着をつけようと提案します。

凛は納得していませんがこうして2人の勝負が始まりました。

坂井茜
「さて普段ウチでやるのはカジノでメジャーなテキサスホールデムってルールなんだけど、今回は彼女に合わせて日本で一番ポピュラーなクローズドポーカールールにするわね」

クローズドポーカーは5枚ずつカードを配って役を作るというものです。

カードのチェンジは2回しか認められません。

凛と一馬それぞれにカードが配られゲームがスタートしました。

二ノ岬凛
「はぁー、どうしてこんなことに・・・とにかく早く終わらせて帰らなきゃ」
黒葉一馬
「早くしろ、メガネチビ」

そもそも凛はポーカーを真剣に行うつもりはありません。

しかし一馬の失礼な発言が怒りに火を点けました。

二ノ岬凛
「どうしよう・・・そもそも出るカードは運、自力で勝つなんて・・・」
坂井茜
「はいはい、力を抜いて、こんなもの、”どっちだ?”と一緒よ」
二ノ岬凛
「そんなこと言われても・・・」

アドバイスを貰っているうちに2巡目を迎えてしまいます。

ここで凛の手札は1ペアができている状況でした。

ポーカーの定石としては1ペアを残すものです。

悩んでいる凛は一馬の様子を伺うことにしました。

そして何かを感じ取った凛が1ペアを崩して賭けに出ます。

ストレートかフラッシュを狙った賭けに、茜も思わず声を漏らしました。

黒葉一馬
「言っとくがストレートやフラッシュじゃ勝てねえぞ」

自信満々な一馬が手札を披露します。

一馬はストレートとフラッシュよりも強いフォーカードを完成させていました。

しかしまだ凛は負けた訳ではありません。

なんと凛はフォーカードを上回るストレートフラッシュをガットショットで決めました。

二ノ岬凛
「ガットショット・・・?」
坂井茜
「腹バンをかますってこと、3・5・6・7のように中が抜け落ちてる場合、役が完成するのは4のみ、つまり超不利、それを逆転して真ん中にぶち込んでやったってのがガットショット!」

知らず知らずのうちにガットショットを決めた凛が勝負を制したのです。

凛がガットショットを決められた理由は違和感でした。

二ノ岬凛
「私がカードを捨てようとしたときの彼の空気、それがなんというか・・・こっちも思いきっていかないと勝てないと思って、ごめんなさいド素人がえらそうに、運ですよね、こんなの」
黒葉一馬
「ポーカーは運まかせのゲームじゃねえ、でなきゃ毎年ラスベガスのてっぺんに同じ顔ぶれがそろうことはない、だがいまのはまぐれだチビ」
二ノ岬凛
「ちょっ、まだ謝ってないっ」

そのまま一馬は部室を出て行ってしまいます。

一馬の態度に全然納得できません。

しかし凛が勝ったことは紛れもない事実なのです。

坂井茜
「どう?やってみないポーカー?素質アリだよ、あなた」
二ノ岬凛
「え・・・っ、私に・・・素質ですか?」
坂井茜
「ええ、だってあなたは世界チャンプのDNAを持つ男、黒葉一馬に勝ったんだから」

ここから凛や一馬たちがポーカーに青春を捧げる物語が幕を開けることになりました。

登場人物それぞれが奮闘する様子は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『ガットショット』はこんな人にオススメ

ギャンブルが好きな人なら満足できるオススメしたい物語になっていますよ。

運だけではなく様々な戦略を駆使して相手を打ち負かそうとする姿に興奮できるはずです。

ポーカーの無限大に広がる可能性をテーマにした『ガットショット』

相手の心理を読み取ろうとする高度なバトルが注目ポイントになっています。

ド素人の凛が一気に駆け上がっていく姿を目に焼き付けてください。

 

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