『教場』のネタバレ(漫画)!テレビドラマのキャストは?

今回は「原作 長岡弘樹 漫画 みどりわたる」先生の『教場』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『教場』はこんな漫画(あらすじ)

警察学校は警察官として採用された人材が最初に配属される場所です。

新米警察官たちは警察学校で初任教養を学び、卒業するころには一人前の警察官へ成長する流れになっていました。

5月、警察学校の九十八期生は男子31名、女子6名が在籍しています。

そんな学生の前に義眼の風間公親という教官が赴任しました。

“卒業させるつもりはない”と学生に宣言した風間の思惑とは・・・!?

これまでに味わったことのない面白さで話題沸騰中の『教場』

今回はテレビドラマ化された大ヒット小説をコミカライズした作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

漫画の面白さと併せてテレビドラマのキャストもチェックしておいてください。

 

『教場』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

警察官として採用されたものが最初に配属される警察学校で、新人警察官に対する授業がスタートしました。

ここに集う新人たちは立派な警察官になることを夢見ています。

まず初めに彼らが受ける授業は職務質問のやり取りに関するものでした。

生徒たちの中から選ばれた平田という大人しそうな生徒が、教官が扮する怪しい人物に声をかけます。

しかし弱弱しい態度のため教官は職務質問に応じてくれません。

平田が持ち物の中身を確認しようとするのですが、激しく拒否されてしまいます。

大声を出されたため怯んでしまった平田は教官から注意されました。

さらに職務質問中に相手の動きから目を離したことも警察官としてあり得ない行動です。

このように職務質問の重要性を学ぶことには地域課の摘発件数が関連していました。

昨年一年間に県内全域の地域課が摘発した刑法犯は約三千件に上っています。

その内、職務質問によるものは千二百件となっていました。

四割が職務質問による摘発件数ということに驚きながら、授業を受けている宮坂は教室の外に立っている人物の事が気になっています。

宮坂定
「いったい何者・・・先週の刑事訴訟法授業中もあそこに立ってたし、先々週のグラウンドでの教練時は校舎の窓から見下ろしてた」

教官が咳込んでいる中、不気味な人物が教室の様子をながめていました。

宮坂は不気味な人物が前回の授業も見学していたことを覚えています。

この人物に気を取られていると、宮坂に職務質問の順番が回ってきました。

しかし平田と同じように横暴な態度で振る舞う教官に対して、上手く職務質問を行うことができません。

さらに教官があくびしたことを止めなかったため怒られてしまいました。

もしも職務質問している相手が覚醒剤を隠し持っていたら飲み込まれてしまう可能性があります。

そのため相手の動きには細心の注意を払わなければいけません。

また宮坂はバッグを相手に開けさせようとしていました。

中から凶器を出されてしまう可能性の宮坂は考えていなかったのです。

まともに職務質問ができなかった宮坂は教官から早く辞めてしまえと怒鳴られました。

生徒達も平田か宮坂のどちらかが次に辞めると思っています。

宮坂定
「今日は五月二十四日、入校してから五十日が経った、初任科第九十八期短期課程の学生の数はすでに四人減っていた、みな成績不良のため依願退職を迫られたのだ」

4人目が去ってから25日が経過しているので、そろそろ5人目の依願退職者が出てもおかしくありません。

教官や生徒達は5人目が宮坂か平田のどちらかだと考えているのです。

しかし宮坂は恩師の巡査部長が励ましてくれているので、辞めることなど考えたこともありません。

そんな中、宮坂を始めとする生徒達が第三教場に集められました。

教場には校長の姿があり、担当教官が入院したため代理の教官を紹介してきます。

風間公親
「風間公親だ、この中で警察官に憧れている者は?」

風間公親は授業を眺めていた人物でした。

そんな風間の質問に生徒全員が挙手します。

生徒達の行動はごく自然なものですが、風間の口から飛び出したのは信じられない言葉でした。

 

 

警察学校を舞台にしたとてもシリアスな物語になっていますね。

特に風間の鋭い眼光が印象的でした。

これまでなかった斬新な設定で警察官を描いていく『教場』

大ヒット警察小説をコミカライズした注目作品です。

緊張感が伝わってくるストーリーを手に汗握りながらお楽しみください。

後編

挙手した生徒達に風間が退校届を見せてきました。

風間公親
「今、手を挙げている者にはぜひ勧めたい、これを書くことを、そんな君たちを私は卒業させるつもりはない、むしろ警察に文句がある、そんな学生のほうが教場には向いている」

衝撃的なセリフを投げかけました。

しかし生徒の多くは風間が何を言いたいのかよく分かりません。

分からないまま風間の紹介が終わってしまいました。

その後、運悪くこの日の教場当番だった宮坂が風間を呼びに行きます。

宮坂定
「失礼します!初任科九十八期短期課程、宮坂定です、これより第三教場にて風間教官に朝のご指導及び一時限目の授業をお願いいたします!」

挨拶を終えると教場当番はドアマンの仕事もこなさなければいけません。

教官を呼びに行った後で当番は教場まで先回りし、教官の到着を待つことになっているのです。

そのため引き返した宮坂を風間が呼び止めました。

風間公親
「待て、一緒に行こう、宮坂といったな、訊くが君にとって警察学校とはどんな所だ」
宮坂定
「はいっ、まず何よりも己を鍛錬する場であり、さらに警察官としての自覚を確立する場であると心得て・・・篩、でしょうか」

最初は模範的な解答をしたのですが、風間に凝視された宮坂は本音を漏らしてしまいます。

確かに宮坂が考えている通り、警察学校は警察官としての資質に欠ける学生を早い段階ではじき出すための篩という一面も持ち合わせていました。

風間公親
「なるほど・・・もう一つ訊く、なぜ警察官を目指した」
宮坂定
「雪のせいです・・・六年前の冬でした、大学生になって免許を取ったばかりの私は一人でスキーに出かけました、その帰り道、吹雪のせいでハンドルを切り損ねました・・・」

吹雪のため身動きが取れません。

そんな状態の宮坂を助けてくれたのが駐在所に勤務する巡査部長だったのです。

風間公親
「つまり命の恩人に憧れたから・・・というのが質問に対する答えだな」
宮坂定
「おっしゃるとおりです」

宮坂は今でも巡査部長の恩を忘れたことはありません。

そんな恩師に励まされているので、宮坂はどんなに罵倒されても頑張れるのです。

風間公親
「刃物、拳銃、スタンガン、街に出ればあらゆる得物を前にすることになる、まれに千枚通しのような凶器を向けられることもある、警察が好きな人間は警察に向かない」

風間は自身の経験から警察官に憧れている者は警察官に向かないという結論を出していました。

結論を語りながら風間は駐在所に勤めたいという宮坂が地域課を志望しているか確認します。

ですが宮坂の志望先は刑事課でした。

宮坂定
「特別な理由はありません、ただ採用試験の勉強をしているうち、犯罪捜査に興味を持つようになったというだけです」
風間公親
「宮坂、ここで私に職務質問をしてみろ、この手帳がバッグという想定だ、もしこの前のように不合格だったら、今すぐ荷物をまとめてでていけ」

突然の命令に戸惑ってしまいます。

しかしやらない場合も出て行かされるため挑戦することにしました。

宮坂定
「すみません、ちょっといいですか、私は宮坂という者です、失礼ですがあなたのお名前を教えていただけますか」
風間公親
「何を根拠にそんな質問をしているんですか」

職務質問は警察官職務執行法に基づいた合法的な権利です。

そのことを説明しながら風間にバッグと想定した手帳を出させました。

宮坂定
「お手数ですが私が調べるところをずっと見ていてもらえますか、顔をそらさないでください、その間は両手をポケットへ入れないように願います」

昨日とは違い完璧な職務質問をやり遂げます。

これで荷物をまとめる必要はなくなったのですが、風間は宮坂の秘密を見抜いていました。

風間公親
「なぜだ、なぜ、昨日はわざと下手なふりをした・・・言いたくないか」
宮坂定
「・・・はい、申し訳ありません」

宮坂は職務質問が下手なわけではなく、わざと下手なフリをしていたのです。

しかし理由は言いたくありません。

風間公親
「わかった、黙っていろ、その代わり君に一つ課題を与えよう、それはきっちりこなしてもらう」
宮坂定
「・・・なんでしょうか」
風間公親
「どんなにつまらないことでもいい、毎日その日に気づいた点を報せに来い」

同期のスパイになることを命じたのです。

生徒達を卒業させるつもりはないと宣言した風間の真意とは・・・!?

 

『教場』テレビドラマのキャストは?

『教場』はフジテレビ開局60周年特別企画として2020年1月4日~1月5日の2夜連続でテレビドラマが放送されました。

気になるキャストは主役の風間公親役を木村拓哉さんが演じています。

風間に翻弄される宮坂定役には工藤阿須加さんがキャスティングされました。

他にも大島優子さん、川口春奈さん、三浦翔平さんなどの豪華な俳優陣が脇を固めています。

漫画を読み終えた後はこちらの方法でテレビドラマも視聴してみてください↓↓↓

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓