※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします！
『後妻業の女』はこんな漫画
恵美は母親を亡くしてから2年が経ちます。 ある日、72歳の父親が再婚すると言い出しました。 お相手の女性は67歳の久子さんといい、元看護師で料理上手な彼女には文句の付け所がありません。 しかし久子さんにはとんでもない裏の顔があったのです。 遺産相続問題にメスを入れる『後妻業の女』！ 今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。 お金に目がくらんだ女性の恐ろしさを目の当たりにしてみてください。『後妻業の女』の魅力紹介（ネタバレ含む）
前編
父親から急に再婚話を持ち出された恵美。 母親が亡くなってからまだ2年しか経っておらず、父親は72歳になるため恵美はかなり驚いてしまいます。 父親は相手の女性を結婚相談所から紹介されていました。 希望する条件に料理が上手な人と書いた父親。 その条件に当てはまったのが田中久子という女性でした。
「はじめまして、お父様の長瀬俊郎さんとおつき合いさせていただいております」
「失礼ですがおいくつですか？ご家族は？」
「67です、子供はいませんでしたので今はひとり暮らしです、昔、看護師をやっていましたので、今は近くのクリニックに手伝い程度の仕事をしにいっています」
「看護師さんだったんですか・・・」
高齢化社会の日本では恵美の父親のように再婚するケースは少なくありません。
そんな高齢者の再婚で社会問題となっているのが遺産相続にまつわるトラブルです。
よくメディアで取り上げられるこの問題にメスを入れる『後妻業の女』！
物語はここから久子が裏の顔を見せ始めていきます。
二重人格者のような彼女の恐ろしさに驚愕しながら続きをご覧ください。
後編
恵美が父親の家にお邪魔していると、久子がパートから帰ってきました。 すると父親が邪魔者扱いするように恵美を帰そうとします。「わかったわよ、帰ればいいんでしょ」
「すぐに帰らなくても」
「いいの、私も子供が帰ってくる時間だし、あの・・・久子さん、父と結婚してくれてありがとう、よろしくお願いしますね」
「私こそありがとうございます」
「私、恵美さんに嫌われているんです、私のこと認めないって、早くこの家から出て行けって、今日それをいいにきたみたいです」
「私なんて恵美さんのお母様に比べたら、学のないつまらない女ですから」
「待って、恵美さんにはいわないで、私が告げ口したとわかったら・・・」
「お願い、私より早く死なないでくださいね、あなたがいなくなったら私きっと身ひとつでここから追い出されてしまう、いくあてもないのに」
「だめじゃない、お風呂で寝たら危ないわよ」
「エロじじい」
『後妻業の女』はこんな人にオススメ
シリアスなヒューマンドラマが好きな人にオススメの作品です。 遺産相続という社会問題に焦点を当てた『後妻業の女』！ 金の亡者が欲望をあらわにする様子は衝撃的なものになっていますよ。 実話に基づいているからこそのリアリティーも魅力のひとつとなっています。 どんどん豹変する久子の表情に注目しながら読んでみてくださいね。電子書籍を無料で読んでみませんか？
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