火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(第2話)

今回は「漫画 山田こもも 原作 浅木伊都」先生の『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』はこんな漫画(あらすじ)

神をもてなすための異能を宿さず、物の気持ちを聴く蝶の耳しか持たない小夜(さよ)は、義母と義姉に虐げられたため家を追い出されました。

小夜の処遇を決めるのは人間を買って神々に売り渡すことを生業にしている猩々の鳴海(なるみ)です。

異能がないことで自分を卑下する小夜だったのですが、鳴海は良い血筋であることを裁定してくれ小夜の価値を認めてくれました。

しかし鳴海が神に嫁ぐことを勧めても小夜は自分が神の花嫁に相応しいとは思えません。

辞退する小夜だったのですが、猩々の仕事場である三千夜の最果てで火を司る神の鬼灯(ほおずき)と出会ったことで運命が激変していくのです。

令嬢と神の純愛を描いていく『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』

今回はノスタルジックな恋愛漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

いよいよ小夜と鬼灯が結ばれる展開を迎えますよ。

豪華絢爛で愛情に満ち溢れた世界観を存分にご堪能下さい。

 

『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

焔の中から現れた鬼灯を小夜はすぐに神と認識しました。

小夜
「あれが神・・・神様のお姿・・・ひとつ光ってるのは目?隻眼の神様なのかしら・・・」

先ほどまで花嫁は醜い神様と言っていましたが、遠目で少し薄暗いけれど醜いとは思えません。

興味津々の小夜はついつい神のことを見入ってしまいます。

失礼だと気づいたので視線を外しました。

小夜
「焔に見えていたのは神気というものかしら?お姿が霞むほど強く見えるなんてっ・・・鳴海さんの赤い雷とは違う、金色の焔のようだった、あんなに美しい焔を見たことがない」

騒ぐも落ち着いたので小夜はひとまず部屋へ戻ることにします。

自分を世話してくれる猩々たちには怪我人の手当てに行ってもらいました。

忙しそうな猩々たちには自分のことよりも怪我人を優先してほしいのです。

小夜
「神様の花嫁にと言われたのは何かの間違い、猩々の方々も私が巫の教えを受けていないとわかればそう思うはずで・・・」

分不相応なことは説明すれば分かってもらえるはずですが、縁談を断っている女性がまだ暴れているので説明することができません。

女性は顔が焼け爛れている醜い神を見るのも耐えられないと大声を上げています。

鳴海
「では木村家は此度の婚姻を破棄ということでよろしいでしょうか」
小夜
「鳴海さん怒ってらっしゃる、神との婚姻を人から断るなんてとても失礼だものね」

鬼灯も婚姻を無理強いするつもりはありません。

こうして木村家との婚姻は破談となりました。

鬼灯
「あの娘が癇癪を起すとこうなるのだろ?異能は風の力と聞いてはいたが暴走は困る、俺の顔を嫌悪する娘を無理に娶ったところで意味はないからな」

娘が暴れた部屋はぐちゃぐちゃに散らかっています。

癇癪を起こすような娘と結婚しても意味がありません。

小夜
「あの花嫁様と私の見ている神様は同じなのだろうか?ぼんぼりに照らされてお顔が見えるけれど私には醜いどころか・・・」

小夜には鬼灯の顔が美しく見えています。

そのため花嫁が嫌悪する理由が分かりません。

鬼灯
「鳴海あの娘は?」

鬼灯に見つかったので小夜が身を隠します。

その間にも花嫁が暴れ出したため、鳴海が止めに行きました。

小夜
「また私を呼ぶ声が・・・やっぱりこのお部屋からね、誰もいなくなっている、神様もいなくなってしまっている、少しなら入ってもいいかしら?散らかった物たちが騒がしくてどれが声の主かわからない」

あまりにも散らかっているので小夜は部屋を片付けることにします。

部屋を出た鬼灯は姐さん方と人間の治療にあたっていました・

猩々の力では切断された腕を繋ぐことはできません。

鬼灯
「見た目に繋いだだけだから人間界に戻り人間の医者に診てもらったほうがいい」

神の鬼灯のおかげで被害は最小限に抑えられました。

鬼灯が戻ってくると小夜が物と話しながら部屋の片付けをしています。

小夜
「大丈夫よ、とりあえず拭き取ったから急いで洗ってもらうようにお願いするわね、あなたの欠片は集めたから金継ぎしてもらいましょう、きっと立派になるわ」

小夜の名前と身の振り方が決まっていないことを、鬼灯は姐さんから教えてもらいました。

ここから小夜はどのような流れで鬼灯の花嫁になるのでしょうか!?

 

 

綺麗な顔をした鬼灯が花嫁候補に嫌悪されたことには何か理由がある気がしました。

小夜のように心が綺麗だと鬼灯の姿が美しく見えるのかもしれませんね。

ヒロインの不遇な立場が激変していく『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』

ここからいよいよ作品タイトルのような展開を迎えていきます。

溺愛されることに恥じらう小夜が可愛らしく描かれていますよ。

第2話後編

部屋を片付けていると小夜を呼ぶ声の主が見つかりました。

小夜
「私を呼んでいたのはあなたね、勾玉の・・・羽織紐かしら、中に何か細工がされていてキラキラと光ってる、あなた綺麗ね、お殿様みたいに威風堂々という感じ!」

勾玉を作った人は名のある匠であることが分かります。

橙色の奥が金色に揺らめいて僅かに虹のような色が差している勾玉は、鬼灯が包まれていた焔とよく似ていました。

鬼灯
「その勾玉返してもらってよいか?私の物なのだ」

いきなり話しかけられたので小夜は驚いてしまいます。

驚きと同時に近くで見る鬼灯から焔のような美しさを感じました。

小夜
「勝手に触れてしまい申しわけございません!」
鬼灯
「いや構わない、この勾玉は確かに殿様ぶった高慢な奴でな、気に食わぬことがあると俺の手許から離れてゆくのだ、先ほどの祝言で臍を曲げられたらしい」

勾玉が自分以外の者に触れさせたことを鬼灯は驚いています。

小夜に触れられた勾玉は機嫌も直っていました。

小夜
「なんて色の瞳、勾玉と同じ金色の虹が差している」

近くで見る鬼灯の瞳には金色の虹が差していて、小夜はここでも見入ってしまいます。

本来であれば巫ではない小夜は神様に近づくことすらできません。

それなのに鬼灯は小夜に優しく話しかけてくれます。

鬼灯
「小夜とやら、物と語っていたが蝶の耳があるのか?」
小夜
「はいっ、大した力ではありませんが」

今まで神様にここまで近づいたことがないので、小夜は痛いほどに神気を感じていました。

肌が焼けるような神気のため、鬼灯は高位の神様なのかもしれません。

鬼灯
「清浄な気を持ち上等な巫の血の香り、よい神に嫁することもできただろうが・・・俺に見つかったのが運の尽きだったな、顔を上げよ、俺の顔は醜いだろう?」
小夜
「いっ・・・いいえ、ちっともそうは見えません・・・」
鬼灯
「小雀のように震えておきながら虚勢を張るのか」
小夜
「神様に嘘はつきませんっっ、天地神明に誓って本当です!」

神様に向かって天地神明を持ち出したので笑われてしまいます。

笑われたので小夜はからかわれている気がしてきました。

しかし鬼灯にからかうつもりなどありません。

鬼灯
「ならば俺の許に嫁げ、俺は鬼灯、火を司る神、俺の花嫁になれ小夜」
小夜
「無理でございます!」

即答で鬼灯の求婚を断ります。

しかし理由は醜いと思っているからではありません。

小夜は確かに巫の血は引いていますが異能もなく教育も受けていないので神様の花嫁が務まるとは思えないのです。

鬼灯
「当の神である俺が気に入ったから花嫁にしたい、これ以上の理由がいるのか?」
小夜
「つり合いませんしお役に立てるとも思えません」
鬼灯
「ならば言い方を変えようか、花嫁にはならなくてもよいが俺の屋敷の掃除を頼みたい、先ほどこの部屋を片づけるところを見ていたが見事な手際だった」

鬼灯の屋敷には物が多いので蝶の耳を持っている小夜は打ってつけでした。

火の神である鬼灯がとても強い神様だということは小夜も知っています。

嫁げと言われ断ったら祟られても仕方ありません。

それなのに鬼灯は小夜のことを慮って選択肢を与えてくれたのです。

小夜
「掃除は得意なのです、掃除人ということでしたら是非働かせていただきたいです」

お互いメリットがある交渉が成立しました。

小夜は働き口が見つかったことで安心します。

鬼灯
「鳴海、この娘との華燭の典の用意を頼む」
小夜
「花嫁にはならなくてもよいとおっしゃいませんでしたかっ!?」

華燭の典は祝言を意味していることを小夜は知っていました。

そのため大きな声を出してしまいます。

鬼灯
「俺の屋敷は人間を弾いてしまう、花嫁となる者だけが足を踏み入れることができるのだ」

鬼灯は小夜を本気で花嫁に迎えたいと思っていました。

しかしその本心は小夜に伝わっていません。

そのまま華燭の典が執り行われることになりました。

小夜
「あのどうしたら・・・私は儀式の手順など疎く申しわけありません」
鬼灯
「私がよく知っているが・・・ふたりだけの祝言だ、堅苦しいことはなしでよいだろう、小夜手を、これより火の神の加護を与える」

鬼灯が小夜を呼んでいた勾玉を手の上に乗せます。

勾玉は鬼灯の分身のようなもので、小夜に仇なす者を灰燼に帰す力を宿していました。

小夜
「仮初めの花嫁、火の神さまに仕える掃除人、お側にいてもいいなら、私などを望んでもらえるならどんな形でもよいと思ったのです、私は火の神さまの花嫁になりました」

優しい鬼灯に迎え入れてもらえた小夜だったのです。

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『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』はこんな人にオススメ

胸をときめかせてくれる素敵な恋愛漫画を読みたい人にオススメしたい作品です。

大正時代を舞台にしたファンタジーラブロマンスを読んでドキドキしてみてください。

鬼灯の寵愛を小夜が全身で受け止めていく『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』

現世で虐げられた小夜が異世界で幸せを手に入れます。

そんなシンデレラストーリーに多くの読者が魅了されていますよ。

 

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