サイン(漫画)のネタバレ!メディア化された物語の魅力は?

今回は「漫画 高橋ミサ 原作 金銀姫」先生の『サイン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『サイン』はこんな漫画(あらすじ)

国立科学捜査研究院(科捜研)は犯罪現場で回収された証拠品の分析を行って、事件の真相を究明するための研究機関です。

新人の検視官として配属されたコ・ダギョンは事件を解決することに強い熱意を抱いていました。

そんな彼女が担当することになったのは韓国の大人気アイドルがコンサート中に不審な死を遂げた事件だったのです。

ダギョンが現場の状況を撮影した写真を科捜研に持ち込むと、天才法医官のユン・ジフンが遺体の解剖を執刀することになっていました。

天才の執刀を見られるということで大喜びするダギョンだったのですが、ここから捜査に上からの圧力がかけられてしまうことになります。

上層部の圧力と対峙しながら事件解決を目指す新人検視官と法医官の様子を描写していく『サイン』

今回は本格的な法医学サスペンス漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

謎解きの面白さとスリル満点の展開をじっくりとお楽しみください。

 

『サイン』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

人気アイドルグループのメンバーがコンサート中に遺体となって発見されました。

この大事件を各マスコミがトップニュースで報道しています。

まるでドラマのような事件現場に新人検視官のコ・ダギョンが到着しました。

憧れの検視官になったダギョンは事件解決に意気込んでいるようです。

ダギョン
「現場に残された証拠から鋭い推理と観察力で事件性を判断する!これぞ現代のヒーローってもんです!」

ダギョンが先輩の前で意気込みを語っていると、現場から検事の怒鳴り声が聞こえてきました。

どうやら検事は監視カメラのテープが紛失していることに怒っているようです。

その怒りがダギョンにも飛び火してきたため、慌てて現場検証を始めることにしました。

ダギョン
「ここから始まるんだ、検視官としての私のキャリアが」

事件現場となったのはコンサート会場の楽屋です。

この楽屋は出入りする人が不特定多数で現場の保存状態は最悪でした。

また死亡者が住んでいた場所ではないため、今のところ他殺か自殺か特定できていません。

事件の真相については遺体が全てを握っているのです。

先輩と遺体を調べてみると抵抗した痕跡や外傷、そして死後硬直もありません。

そのため死亡推定時刻は20時頃と判断しました。

続いてダギョンが遺体の写真撮影を始めます。

ダギョン
「あ・・・あれ!?ま・・・真っ暗!?」

緊張しているダギョンはカメラのカバーを外し忘れていました。

気を取り直して写真を撮影すると、次は科捜研に遺体の解剖を依頼することにします。

国立科学捜査研究院は科捜研と呼ばれていて、事件現場で回収された証拠品の分析を科学的に行う研究機関で、マスコミはここにも取材で集まっていました。

世間が注目するこの事件の解剖は天才法医官と呼ばれるユン・ジフンが担当することになっています。

ダギョンはジフンのファンであるため期待に胸を膨らませていました。

ジフン
「ゴミだな、なんだこの現場写真は、ピントが合ってないせいで溢血点が不鮮明だ」

ジフンはダギョンが撮影した現場写真を何の役にも立たないと言い放ちます。

ダギョン
「失礼ですが・・・ユン・ジフン先生ですよね?」
ジフン
「だったらなんだ?最初に自己紹介したはずだが?言葉もわからないのか?幼稚園からやり直した方がよさそうだな」

憧れの存在から次々とダメ出しを喰らってしまうダギョン。

このようにチームワークが乱れている状況で、世間が注目している難事件を解決することができるのでしょうか!?

 

 

韓国を舞台にしたサスペンス漫画のため、読んでいて新鮮さを感じました。

偉そうな態度の法医官のキャラクターも物語に面白みをプラスさせていますね。

読んでいて飽きることのないストーリーに仕上がっている『サイン』

ここから物語は本格的な捜査がスタートしていきます。

どうやって2人が事件の謎解きに挑むか注目しながらご覧ください。

後編

ダギョンは自分の仕事を手抜きだと言われ怒りが収まらなくなっていました。

ダギョン
「いくらなんでも失礼です!そりゃ・・・不足はあるかもしれませんが最善は尽くしました、現場のことも知りもしないで勝手なこと言わないでください!」

文句を言うダギョンに対してジフンは表情を変えずに反論していきます。

ジフン
「馬鹿女、一つ教えてやる、現場は大切だが偽装ができるのも現場だ、証拠を掴む最大のチャンスにミスが許されると思うな」

ダギョンも反論したいのですがジフンの言うことは正論のため何も言い返せません。

その後、ダギョンは同行してくれた先輩を見送ることにします。

ダギョン
「随分とえっらそーなこと言ってましたからね・・・あのオヤジがどんだけやれるか見てやるわ・・・!」

先輩を見送ったダギョンはジフンの実力を確かめることにしました。

実はジフンの「声亡き者の最後の声を聞く」という言葉に感銘を受けてダギョンは検視官になったのです。

ダギョンが再び科捜研の中へ入ると、歩いてきたジフンとぶつかってしまいました。

ジフン
「またお前か、寝ながら歩いてんのか、目障りだ、どけ、こっちはこれから解剖なんだよ」

すると2人の前に法医学会トップに君臨するサンムン大学の名誉教授が現れます。

名誉教授はジフンに解剖の必要がないと伝えてきました。

実は検察側の根回しによって担当がジフンではなくなっていたのです。

さらに検察は検視結果の資料の公開も要求してきました。

ダギョン
「はぁ!?なんですかそれ?警察への連絡もなしにそんな勝手な・・・」

しかしこの事件は検察が主導し完全非公開と言われてしまいます。

ジフン
「検察主導で非公開だと!?ありえない!しかも外部の人間が執刀だ?そんなこと許されるわけないだろう!」

抵抗するジフンなのですが検察の根回しは科捜研のトップにまで及んでいました。

このままでは理不尽な解剖が始まってしまうため、ジフンはひとまずこの場を立ち去ることにします。

ダギョン
「一体どうなってるんですか!資料を勝手に調べるって・・・!科捜研って独立機関じゃないんですか!?検察の言いなりじゃないですか!」
ジフン
「うるせえ!文句なら検察に言え!あいつら明らかに何かを隠してる!」
ダギョン
「隠すって・・・何を・・・」
ジフン
「知るか!だがあの様子を見るかぎりソ・ユニョンの遺体を解剖すればはっきりするはずだ」

ジフンは真実を知るためには被害者を自分が解剖しなければいけないと感じていました。

しかし担当を外されたため解剖することはできません。

そのためダギョンに手助けしてもらいながら、強引な手段を取ることにしました。

ダギョン
「ちょっと待ってください!遺体を入れ替えるなんて・・・何考えてんですか!こんなことしたら資格停止になりますよ!?」
ジフン
「他に方法がないんだ、仕方ないだろう!」
ダギョン
「でもだからって・・・!」

強引な方法で遺体を回収したジフンは、ダギョンを連れて科捜研の解剖室へ入っていきます。

科捜研の心臓部へ入ったことに驚いていると、ジフンがとんでもないことを言い始めました。

ジフン
「助手はお前がやれ、マスターキーを使って乗り込まれる前に終わらせる」
ダギョン
「い・・・いきなり何言ってんですか!?大体助手なんてやったことない・・・」
ジフン
「よく聞け、今を逃したら真実がわからなくなる可能性が高い、なぜこんな終わりを迎えなければならなかったのか?遺された家族に伝えたいことは何か、今その声を正しく聞き届けられるのは俺達しかいないんだ」

この言葉に胸を打たれたダギョンはジフンの助手を引き受けることにします。

時間が少ないこともありものすごいスピードを解剖が始められました。

ダギョン
「なんてスピードなの!助手が3人付くところをほぼ一人でやっているのに」

しかし遺体からはなかなか死因の特定ができません。

次の瞬間、マスターキーを持ったスタッフたちが解剖室へやって来ました。

ここで解剖は終了してしまうのですが、終了間際にジフンが死因を特定させます。

ジフン
「この事件の解剖は終わった、ソ・ユニョンの死因は鼻腔閉塞による窒息死、他殺だ」

果たして人気アイドルだったソ・ユニョンを殺した真犯人はどのように窒息死させたのでしょうか!?

ダギョンとジフンがその真相に迫るここから先の展開は実際の漫画を読んでお確かめください。

 

『サイン』を読んだ感想

サスペンス漫画が好きな人にとってはたまらなく魅力的な物語だと思います。

事件の謎解きだけでなく、検察などの圧力に反抗する2人の姿に興奮することができました。

法医学の知識がふんだんに詰まった『サイン』

韓国ではメディア化されたほど人気のある漫画になっています。

是非この機会に人気サスペンス漫画を読んでおいてください。

 

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