『わたしと先生の幻獣診療録』のネタバレ!最新刊の発売日は?

今回は「火事屋」先生の『わたしと先生の幻獣診療録』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『わたしと先生の幻獣診療録』はこんな漫画(あらすじ)

昔々、人々は魔術の力を信じ生きていました。

しかし時が経つにつれ科学が発展していき、人々は魔術の力に頼らなくなっていきます。

そのため魔術と共に幻の生物たちが世界から姿を消しそうになっていました。

魔術師の家系に生まれたツィスカはそんな時代の中、獣医師の先生に師事しながら魔術の力を役立てたいと考えています。

獣医師として失われゆく魔術の力を信じようとする少女の生き様を描いていく『わたしと先生の幻獣診療録』

今回は幻想的な世界を舞台にした医療系漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

心温まる優しいストーリーを読んで癒されてみてください。

 

『わたしと先生の幻獣診療録』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

魔術で薬を作っているツィスカが街の片隅にある雑貨屋を訪れました。

ツィスカ
「あの・・・売り上げどうでしたか・・・?」

自分が作った薬の売り上げを聞いてみるのですが、科学が進歩してきた世の中では魔術の薬を求める人は誰もいません。

ツィスカには辛い現実なのですが、人々は昔のように魔女のおまじないを信じなくなっていたのです。

落胆しながら帰路に就くツィスカの眼前には科学が生み出した蒸気船が川を渡っていました。

この物語は科学の台頭によって人々が魔術の力を忘れ、幻の生き物たちが姿を消し始めた世界のお話です。

ツィスカ
「先生、空き瓶足りないんで貰っていいですか?」
先生
「まーた小遣い稼ぎか、ツィスカ」

師事している獣医師のところに戻ったツィスカは再び薬を作るため空き瓶を探していました。

ツィスカ
「違います!家でずっとやってたことだから・・・今もやってるだけです・・・」
先生
「魔術で薬を作るのをやめろとは云わないけどな、見習いのお前があんまり勝手なことするんじゃない」

獣医師の先生は魔術だけだなく科学的な医療も大事だと考えているようです。

その理由は過去の症例に基づく判断や経過観察も、医療を支えているということを経験しているためでした。

しかしツィスカはどうしても科学に頼る気が起きません。

ツィスカ
「先生も魔術を信じてないんですか・・・?」
先生
「もうそういう時代じゃねーんだよ、信じてない奴には効かないし見えないしわからない・・・昔と違ってみんな知恵が付いちまったからな」

先生の言葉を聞いたツィスカは診療所を飛び出していきました。

そのまま森の中へ入っていくツィスカ。

彼女の目的は数日前に見つけたばかりの傷ついた竜の仔の看病をすることです。

ツィスカ
「信じてない人には効かない、見えないか・・・じゃあ先生にも・・・あなたは見えないんだろうね・・・ねぇ・・・?」

胴体に刺し傷を負った竜の仔に薬を塗っているのですが回復する兆しは見られません。

しかしツィスカは子どもの頃から母親に幻の生き物を助けることが魔術師の使命だと教わってきました。

そのため諦めず看病を続けていたのです。

ツィスカ
「これねカミレとラヴェンデルを使った塗り薬なの、調合はママの直伝、人間はもうみんな信じてくれないけど・・・ママの薬は本物なんだ」

刺し傷に薬を塗り続けているのですが、傷は回復してくれません。

さらに竜の仔は数日前よりも寝ている時間が増えるようになっていました。

ツィスカ
「早く快くなってね」

ですがツィスカの願いは届かず、翌日になると竜の仔は近づいても目を覚ましません。

果たして竜の仔はこのまま息絶えてしまうのでしょうか!?

 

 

科学が進歩した世界で魔術の力を信じる少女の姿が痛々しいですね。

人々が魔術を忘れていく中、必死になって魔術に頼ろうとするツィスカを応援したくなりました。

ファンタジー漫画と医療漫画を融合させた『わたしと先生の幻獣診療録』

ここから忘れられていた魔術の力が本領を発揮し始めます。

懸命に竜の仔を救おうとするツィスカと、彼女をサポートする先生の正体に注目しながら続きをご覧ください。

後編

目を覚まさなくなった竜の仔が心配なため、ツィスカは仕事に身が入りません。

先生はそんな彼女の様子を気にかけていました。

先生
「どーした、一体なんの用事か知らんがな、そんなに気になるなら今日はもう上がっていいぞ」
ツィスカ
「先生・・・ちょっと・・・出かけてきます・・・ッ」

竜の仔の元へ向かったツィスカは先生の言葉を思い返しています。

科学が進歩することによって魔術が持つ神秘性は薄れてきたと先生は説明しました。

その結果、科学は魔術とは違い血筋や適性など関係なく誰でも同じ結果を出すことができるようになったのです。

先生
「魔術がインチキだとかそういう話じゃないんだ、命を救うのにより確かな方法を求めるのは道理だろ」

先生の話を思い出していたツィスカが森に到着すると、竜の仔が瀕死の状態に陥っていました。

ツィスカ
「うそ・・・でしょ?なんでこんなに酷くなってるの!?どうして?薬はちゃんと出来てた・・・あたしの力が足りないから・・・!?」

竜の仔の傷痕にはいつの間にか鱗のようなものができています。

そのことにツィスカが気づいた次の瞬間、背後から足音が聞こえてきました。

先生
「なんで黙ってた・・・毎日こそこそ怪しいと思ってつけてみたら・・・竜の仔か・・・」
ツィスカ
「え・・・!?」

ツィスカは竜の仔の存在を先生は見ることができないと思っていたため驚いてしまいます。

先生
「退きな、お前きちんと傷跡を確認したのか?」
ツィスカ
「えっと・・・棒で刺したみたいな小さな傷が・・・」
先生
「見ろ、衝撃で周辺の組織が破壊されてる、銃創だよ、鹿狩りに巻き込まれたんだ」

先生の話によると竜の仔は鹿を狩猟するための流れ弾の被害を受けていました。

さらに事態を深刻化させていたのは銃弾が貫通していないことだったのです。

ツィスカ
「弾がまだ身体の中に・・・!?」
先生
「おそらくそれで中毒を起こしてるんだ、まだ体内に残っている弾を取り出す必要がある、だがそれには外科手術が必要だ」

手術には麻酔が必要なのですが、竜の大きな身体にはどのくらいの麻酔量があればよいのか分かりません。

さらにもしも麻酔の危機が弱く、竜の仔が暴れ出したら先生とツィスカに身の危険が迫ってしまいます。

ツィスカ
「竜への投薬量って・・・」
先生
「んな資料あるわけねーだろ、様子見ながら試すしかねーな」

こうして前代未聞の外科手術が始まることになりました。

まず先生は竜の仔に対して使う麻酔にケシの実から抽出したもの選択します。

最初は不安があったのですが、麻酔が効いていき竜の仔が大人しくなっていきました。

ツィスカ
「結晶化してる・・・」

落ち着いたところで改めて傷跡を見てみると鱗が結晶化しています。

先生
「やっぱりな、異物に反応してるんだ、普通の動物なら脂肪で包んだりするんだが・・・」

ライフルの銃弾が単発だったことも幸いしていました。

生物は銃弾を浴びると鉛によって中毒反応を起こしてしまいます。

しかし竜の仔の場合は人間の手で作られた金属に反応していました。

ツィスカ
「あたし・・・それに気付かないでこんなになるまで放って・・・獣医師見習い失格だ・・・それに魔術師としても・・・」

ツィスカは人間に効果がなくても動物になら自分の薬が効果的だと思って先生のところに来たのです。

それなのに竜の仔を見殺しにしてしまいそうだった自分を許せないと思っていました。

先生
「確かに医者としては失格だ、銃創を見極められなかったのは仕方がない、まだ勉強中だからな、だがお前は自分の力を過信し他人に相談するという大事な選択肢を自分で棄てた」

1つの命が危機に瀕している時にツィスカの判断は絶対にしてはいけないものだったのです。

しかし魔術師としての彼女にはまだやり残した仕事がありました。

先生の手によって竜の仔が苦しんでいた原因は除去できたのですが、ここから回復しなければ何の意味もありません。

そのため竜の仔を回復させるのが魔術師としてツィスカにしかできない仕事だったのです。

この竜はリンドヴルと呼ばれる幻獣で、夜空を舞う姿が流れ星に似ていることから流星の竜と呼ばれていました。

ツィスカは竜の仔を夜空に帰すため薬草と水を合わせた解毒剤の香りを嗅がせます。

すると魔術の力で竜の仔の傷が浄化していきました。

ツィスカ
「もう大丈夫・・・あたしが・・・ううん、あたしたちがあなたを宙に帰すよ」

こうして傷口が回復した竜の仔は新月の夜空に帰っていくことができたのです。

先生の助言によって幻獣を助けることができたツィスカ。

2人はここから科学と魔術の力を合わせながら様々な幻獣の命と向き合っていくことになるのでした。

 

『わたしと先生の幻獣診療録』最新刊の発売日は?

魔術が少しずつ非科学的だと証明されてきた時代の中で、不思議な力を使いながら幻獣を助ける獣医師の姿を描いた『わたしと先生の幻獣診療録』

ファンタジーの世界を舞台にしながら心温まるストーリーを丁寧に表現しています。

この漫画の最新作となる第4巻は2019年5月10日に発売されました。

気になる次回作第5巻は2020年3月9日頃の発売が予想されています。

感動的な物語の新たな展開を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情によりズレが生じた場合はご了承ください。

 

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