広告会社、男子寮のおかずくんのネタバレ(漫画)！映画化が決定！

今回は「オトクニ」先生の『広告会社、男子寮のおかずくん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『広告会社、男子寮のおかずくん』はこんな漫画(あらすじ)

広告代理店の営業部に配属された24歳の西尾和は、超多忙で過酷な業務に苦しんでいました。

そんな西尾が楽しみにしているのが、金曜日に開催される男子寮での食事会です。

同期のメンバーがそれぞれ料理を持ち寄って楽しむ食事会は、1年以上続く恒例行事となっていました。

仕事の愚痴を言い合いながら美味しい食事に癒されていく西尾たち。

次々と美味しそうなレシピが登場していく『広告会社、男子寮のおかずくん』！

今回はドラマと映画になったグルメ漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

漫画を読み終わった後はレシピの再現にチャレンジしてみてください。

『広告会社、男子寮のおかずくん』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

10月のある日、都内のミナト広告株式会社で入社2年目の西尾和がミーティングに参加しています。

「あ、あのう・・・クライアントの希望としましては落ち着いたメインビジュアルに・・・」

自分の意見を伝えるのですが、マーケティングチームとクリエイティブチームから相手にしてもらえません。

この会社では入社3年目までの営業職が最も軽く扱われているのです。

しかしこのままではいつまで経ってもミーティングが終わらないため、西尾と同期でマーケティングチームに所属する東良が発言しました。

「すいません、ミーティング終了まであと5分ですし、そろそろまとめませんか？」

東良の言葉によってミーティングはまとめに向かって動き始めます。

その中で西尾に意見が求められました。

「はいっ！ボクの意見はですね！先ほど発言したとおりっ」

意見を言おうとしたのですがここで終了時間を迎えてしまいます。

こうして西尾はモヤモヤした気持ちを抱えながらミーティングを終えました。

イライラしながら缶コーヒーを飲もうとしていると、東良が声をかけてきます。

「あっれ？おかずちゃん？きゅーけー？さっきのミーティング散々だったもんねー、関西人らしくバッサバッサ進行してくれりゃいいのにー」

「東良っ・・・」

「あ、そーだ、おかずちゃん、今夜楽しみにしてるから」

「わかってる、はよ帰れるようにガンバるわ」

この日は金曜日のため楽しみにしている食事会が開かれることになっていました。

しかし西尾の業務はなかなか終わらず、気が付くと23時になっています。

ようやく仕事を終わらせた西尾は会社から徒歩5分の男子寮へ帰ることにしました。

帰宅するとすでに東良が西尾の部屋で料理を作っています。

「おかずちゃーん！おかえりー遅かったじゃん、もうオレ待ちくたびれちゃったよ」

「じゃかしい、これでも急いで帰ってきたんや、ほんでただいま」

西尾の帰りを待っていた東良は三つ葉と落とし玉子の味噌汁を作っていました。

その様子を見た西尾は着替えを後回しにして自分も料理を作ることにします。

「おかずちゃーん、みそ汁できたし何か手伝おうか？」

「あー、ほならあの深くてでかいフライパン出しといてくれる？」

「おかずちゃん、フライパン出しといたよー、他は何かある？」

「いやエエよ、座っとって」

ここからいよいよ西尾が調理を始めることになりました。

彼は一体どんな料理を作るのでしょうか！？

西尾がおかずちゃんという愛称で呼ばれているところが可愛いですね。

同期が揃って食事会を楽しむ姿に親近感を覚える方も多いのではないでしょうか。

丁寧な解説がされているためレシピを真似したくなる『広告会社、男子寮のおかずくん』！

グルメ漫画とヒューマンドラマを融合させた内容になっています。

レシピの詳細に注目しながら続きをご覧ください。

後編

スーツの上着を脱いだ西尾がキッチンに立ちました。

「玉ねぎとじゃがいも、牛肉こま切れと牛脂をだして、フライパンに牛脂をいれたら弱火をつけておく」

そこにスライスした2玉分の玉ねぎを投入していきます。

玉ねぎを入れた時にフライパンは温まっていたので、ゆっくりと火を通していく西尾。

ここで玉ねぎに火を通しながらじゃがいもの下処理を進めていきます。

下処理が済むと玉ねぎの真ん中を空けてから牛肉を投入しました。

牛肉に焼き色が付くとじゃがいもを入れていきます。

「混ざったらあとは味付け！味付けにはコレや！」

市販されているすき焼きのたれ水で割りながら醤油で味付けをしました。

ここで火を強めて全体に味を染み渡らせていきます。

そしてアルミホイルで落し蓋をしました。

「ここまできたらあとは煮えるんを待つだけ！そしたら着替えやら何やら済ます」

5分ほど経ったらアルミホイルを取って全体を軽く混ぜ合わせます。

そこに冷凍インゲンを入れてから再びアルミホイルで落し蓋をしました。

インゲンを入れると15分程度、じゃがいもに火を通していきます。

ここでフライパンに蓋をすると西尾が火を止めました。

「おかずちゃん？フライパン持ってどこへ？」

「外に出すねん、煮物って冷める時に味しみこむらしいから冷たい外で冷やすんや」

「ふーん、なんかちょっとシュールな絵面だけど・・・」

「まぁなー、東良もうそろそろみそ汁あっためたほうがええかも」

次の瞬間、部屋のチャイムが鳴り他の同期の2人がやって来ます。

同期の2人はご飯と、箸休めになるおかずを持ってきました。

このように西尾たち同期4人は、ご飯やおかずの担当を決めてそれぞれが持ち寄った食事を西尾の部屋で味わっているのです。

同期4人による食事会は開催されてから1年が経過していました。

全員が揃ったところで西尾が外からフライパンを持ってきます。

「粗熱はとれたな！軽ーくあっためなおして皿に盛る、よっしゃ！甘肉じゃが定食いただきます！」

甘くてどこか懐かしい味は同期全員を満足させました。

その他にも同期が炊いたご飯や浅漬けが全員の舌を魅了していきます。

最後に全員を満足させたのは東良が作った味噌汁でした。

「このみそ汁さぁ・・・中のたまごを割るとねー、黄身がとろけて味がまろやかになるんだー、2度おいしいでしょ」

こうして美味しい食事で活力を得た西尾は、数日が経つと熱意を持ってプレゼンに挑むことにします。

前回のミーティングでは相手にされなかったのですが、今回は西尾の意見が採用されました。

「広告代理店の営業はキツイ、けどたまにキブンいいこともあるからやめられんのや」

何だかんだ言っても仕事にやりがいを感じている西尾だったのです。

次はどのようなレシピが西尾に勇気を与えるのでしょうか！？

『広告会社、男子寮のおかずくん』実写版のキャストは？

美味しそうな肉じゃがに多くの読者がよだれを垂らしてしまったかもしれませんね。

肉じゃが以外にもトンテキやオムライスなどのレシピが続々と登場していきます。

このように魅力的な料理のレシピが満載の『広告会社、男子寮のおかずくん』はドラマと映画になりました。

気になるキャストはおかずくんこと西尾を黒羽麻璃央さんが演じています。

西尾の同期は崎山つばささん、小林且弥さん、大山真志さんがキャスティングされました。

また映画版には逢沢りなさんと田中要次さんが出演しています。

漫画を読んだ後は実写化された作品も視聴すると、この物語の魅力がさらに伝わると思いますよ。

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