絶叫学級(漫画)のネタバレ!無料の試し読み情報もお伝えします!

今回は「いしかわえみ」先生の『絶叫学級』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『絶叫学級』はこんな漫画

小学6年生の美緒のクラスでは対戦型のゲームが大流行しています。

そんな中、美緒だけがこのゲームを持っていませんでした。

流行に乗り遅れたため落ち込む美緒だったのですが、道で偶然謎のゲームを拾います。

ここから彼女に不思議な出来事が起きていき、気が付くと地獄への扉が開いていたのでした。

何気ない日常の中に潜む恐怖を描き出す『絶叫学級』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

誰も体験した事のない恐怖に衝撃を受けてみてください。

 

『絶叫学級』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

クラスメイトたちがゲームで盛り上がる中、美緒はため息をついていました。

そんな美緒を心配した由加理が声をかけてくれます。

由加理
「どしたの、美緒」
美緒
「なーんかみんなゲームばかりやってるよなーと思ってさ」
由加理
「あれ?美緒まだもってなかったっけ」
美緒
「お母さんがあんたはのめりこんでますます勉強しなくなるからダメだって・・・」

すると由加理がクラスメイトからゲームに誘われます。

そこには美緒が憧れる阿部くんの姿もありました。

由加理を羨ましく思う美緒。

仕方なく一人で帰ることにしました。

美緒
「このままじゃ私、友達に相手にされなくなっちゃうよぉ」

帰り道もため息をつきながら歩いています。

すると道に見たことがないゲームが落ちていました。

興味本位でゲームを拾ってみると、何もしていないのに動き始めます。

ゲームはアニマル人生ストーリーといい、平凡な動物を成長させていく内容になっていました。

美緒
「別に誰も見てないし、ちょっとくらいやってみてもいいよね・・・」

軽い気持ちでゲームを始める美緒。

ゲームの中では早くも最初のイベントが始まります。

森の中で主人公が落とし物を見つけたため、「自分の物にする」か「おまわりさんに届ける」か選択するシステムになっていました。

美緒が「おまわりさんに届ける」を選択すると、実際の彼女の目の前にも財布が落ちています。

美緒
「交番に届けなきゃね」

ゲームと同様に交番に財布を届けると、落とし主からお礼として1万円がもらえました。

ラッキーなことが起こり美緒のテンションは上がっていきます。

翌日もこのゲームに夢中な美緒が学校へ向かっていると阿部くんを見かけました。

しかし声をかけることはできません。

するとゲームの中でも似たようなイベントが起こります。

美緒
「せめてこっちのミオはがんばってくれ」

主人公が「声をかける」ことを選択すると、現実でも阿部くんが美緒に話しかけてくれました。

こんなことは今までになかったため驚く美緒。

美緒
「ゲームとそっくり同じことが起こった・・・そういえば昨日も・・・もしかしてゲームで起こったことが現実でも起きるの!?」

果たしてこの不思議なゲームと現実世界はリンクしているのでしょうか!?

 

 

クラスメイトの盛り上がりについていけない美緒。

小学生らしい設定がリアルに表現されていますね。

そんな彼女がゲームを拾ったことにより、次々と不思議な体験をしていきました。

しかし『絶叫学級』はここから本格的な恐怖を描いていくことになります。

それでは戦慄が走る恐怖をゆっくりと味わってください。

後編

ゲームの中と現実で同じ出来事が起こったことを、美緒はただの偶然ではないと感じ始めます。

美緒
「すごい・・・本物だ・・・これは魔法のゲームだったんだ!!」

美緒は由加理にもこのことを内緒にして、一人でゲームを楽しんでいきました。

美緒
「こんないいゲームみんなが知ったら絶対ほしがるに決まってるよ!絶対ヒミツにしないと!」

するとまた新たなイベントが発生しました。

森の中から何かが接近しているため、「このまま歩く」か「立ち止まる」かの二択が示されます。

「立ち止まる」を選択した美緒。

現実の世界でも立ち止まり、何かいいことが起こるのを待っています。

すると美緒の横を男の子が通り過ぎていきました。

男の子が美緒を抜かした次の瞬間、交差点でトラックにはねられてしまいます。

美緒
「な・・・なに!?今までのイベントと違う・・・」

もしも「立ち止まる」ではなく「このまま歩く」を選択していたら、男の子ではなく自分がはねられていたと思いゾッとする美緒。

気味が悪くなってきたので、由加理や他の友達に相談してみようとします。

しかし由加理たちは話を聞こうとしてくれません。

由加理
「最近うちらが話しかけても、美緒けっこう上の空じゃん?帰りだって1人で帰っちゃうし、それでみんな怒っちゃってさ」
美緒
「それってちょっと勝手じゃない?みんなだってゲームの話ばっかしてて、私を完全においてきぼりだったクセに」
由加理
「でも美緒もゲーム買ったんでしょ?なのに全然話に入ってこないじゃん。いつも何かに夢中でさ」
美緒
「いいよ別に、みんなと遊ぶよりゲームやってる方が断然楽しいもん!もう友達なんかいらないよっ!」

こうして由加理のことまで拒絶してしまった美緒。

彼女にはもうゲームしか残されていませんでした。

すると突然電源を切っていたはずのゲームが動き出します。

新たなイベントはオオカミが登場するというものでした。

そして現実世界では美緒の前に鎌を持った不審者が立っています。

美緒の住む街で最近噂になっていたこの不審者。

逃げ出す美緒を追いかけてきます。

慌ててトイレへ駆け込む美緒。

美緒
「どうしよう、こっち来る、由加理!あの時あやまって一緒に帰ってれば、それでゲームのことみんなに相談してればよかった・・・」

ゲームを見てみると新たな選択肢が表示されます。

「中からドアをあける」と「ドアのカギがこわされる」という選択肢に美緒は唖然としてしまいました。

どちらの選択肢も殺されるという結果につながります。

焦る美緒はゲーム自体をリセットすることにしました。

彼女がリセットのボタンを押した直後、トイレのドアが開きます。

するとそこにはクラスメイトたちの姿がありました。

実は最近つき合いの悪くなった美緒を驚かそうとした悪ふざけだったのです。

由加理
「何やってんのみんな!やりすぎだよっ、何考えてんの!?美緒大丈夫!?不審者ならさっきつかまったってニュースで・・・」

しかしそこに美緒の姿はありませんでした。

由加理がトイレの中に入ると、そこには美緒のゲームが落ちています。

美緒
「助けて・・・ここから出してぇっ」

ゲームの中からは美緒の悲痛な叫び声が聞こえてきます。

友情を大切にしていればこんなことにはならなかったはずの美緒。

選択肢を誤った彼女は地獄への扉を開けてしまったのでした。

 

『絶叫学級』はこんな人にオススメ

ホラー漫画ファンにオススメしたい作品です。

可愛い絵と恐怖のストーリーとのギャップが魅力的な漫画ですよ。

他にもエピソードが複数ありますので読み応えも抜群です。

多くの読者から大反響を呼んだ『絶叫学級』

是非この魅力を体感してみてください。

 

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