僕の心のヤバイやつのネタバレ(漫画)!あらすじと感想も!

今回は「桜井のりお」先生の『僕の心のヤバイやつ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕の心のヤバイやつ』はこんな漫画(あらすじ)

中学生の市川京太郎(いちかわきょうたろう)は地味で目立たない陰キャです。

そんな市川は学校のカーストで頂点に君臨する美女の山田杏奈(やまだあんな)を殺害する妄想で頭が一杯になっていました。

美人の山田が血に染まる姿を想像すると市川は興奮を抑えられなくなります。

陰キャを見下す陽キャの山田を後悔させたいのですが、市川は観察しているうちに山田が思っていたキャラではないことに気が付き始めました。

誤解から始まる陰キャの初恋を描いていく『僕の心のヤバイやつ』

今回は笑えるラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

格差がある男女の恋模様を大笑いしながらご覧ください。

 

『僕の心のヤバイやつ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

休み時間、市川が教室で読書していると談笑しているクラスメイトがぶつかってきました。

ぶつかったことに気付いていない男子のことを市川は妄想の中で殺害してしまいます。

市川京太郎
「僕は血に飢えた獣のようだ、自分で自分が怖くなる、いつかこの衝動が抑えられなくなる瞬間がくるのではないか」

いつも危険な妄想で頭が一杯のため、衝動を抑えられなくなる日が来ることを恐れるようになっていました。

ここで山田杏奈という女子の姿が市川の目に留まります。

山田は学校で一番の美人で雑誌のモデルも務めているのですが、市川はそんなことを気にしている訳ではありません。

市川京太郎
「僕が今最も殺したい女だ、僕はとにかくその綺麗な顔が苦痛に歪むのが見たくてたまらないのだ」

陰キャが陽キャを殺害する妄想で頭が一杯になっているのです。

すると山田が市川の視線に気づきました。

しかし一瞬だけこちらを見るとすぐに友人たちとの会話を再開させます。

市川京太郎
「クソクソクソ、クソ女!そうやって底辺を見下していること絶対に後悔させてやる」

市川は山田に見下されていると感じているので、いつか後悔させてやりたいと思うようになっていました。

山田の白く美しい肌にナイフを突き刺した時の感触を想像するだけで興奮してきます。

市川京太郎
「きっと山田は死体になっても美しい、そしてその躰はボクだけのものになるのだ」

残虐な妄想を繰り返しては夜な夜な後悔するようになっていました。

自分でも市川は頭がおかしいことを自覚しているのです。

昼休みになると市川は読書に集中するため図書室へ向かいました。

すると山田が1人でおにぎりを食べています。

山田杏奈
「ファフェフォッ、ファフォッヘ」

おにぎりを食べながら話しかけてきたので何を言っているのか分かりません。

市川は何といえば良いのか分からず困ってしまいます。

市川京太郎
「あ・・・ハイ・・・そっすね・・・」
山田杏奈
「よかったぁ」

とりあえず会話を成立させることはできました。

しかし緊張してしまった市川は本棚の影に身を隠してしまいます。

市川京太郎
「なんだよ、なんで図書室いんだよ、ヤバイ・・・今が殺すチャンスなんじゃ・・・いやまだその時じゃない、落ちつけッ、しばらく様子を見ろ!」

ひとまず山田の様子を観察することにしました。

最初は調べ物のため図書室に来たのかと思ったのですが、山田がカバンの中からお菓子を取り出します。

そしてニコニコしながらお菓子を食べ始めました。

給食を食べたばかりのため市川は山田の食欲に驚いてしまいます。

それでも解剖図を読みながら殺害方法を考えることにしました。

山田杏奈
「ホンホホーン、ンホッ、ホホー、ウホッホホー」
市川京太郎
「鼻歌がッ・・・だんだんゴリラっぽくなっていくぞ・・・!?なんなんだ、なんなん、あの女」

観察している市川も、観察されている山田もどんどん興奮していきます。

するとここで山田が机に模造紙を広げ始めました。

どうやら社会の授業で研究発表する資料を作成するようです。

山田は模造紙にサインペンで直書きし始めました。

市川が心配そうに観察していると、思った通り模造紙のスペースが足りなくなります。

山田杏奈
「カッター・・・カッター・・・」

図書室にはカッターがありません。

しかし市川のポケットにはカッターが入っています。

カッターを貸してあげようと思うのですが、もしかするとカッターを持ち歩いていることで気持ち悪いと言われるかもしれません。

その時は殺せばいいと考えた市川はカッターを貸してあげました。

市川京太郎
「と・・・とりあえず引かれてない!?いやわからない、てか山田が・・・山田が僕のカッターを使ってる!」

作業が終わるとカッターを自分のペンケースに入れてしまいます。

そして友達が迎えに来たため図書室から出て行ってしまいました。

慌てて追いかけると山田が振り返ります。

山田杏奈
「これ・・・」

食べかけのお菓子を渡してくれました。

地味で目立たない市川はドキドキしてしまいます。

市川京太郎
「はっ・・・あっ・・・え・・・あり・・・あ・・・」
山田杏奈
「ん?まだ入ってるじゃん」

山田は食べかけのお菓子を渡したわけではありません。

市川にゴミ箱へ捨てさせるため渡しただけだったのです。

市川京太郎
「はぁぁぁぁぁ、さ・・・殺戮のカウントダウンは始まったばかり・・・」

恋心と残虐な妄想が膨んでしまう市川だったのでした。

 

 

陰キャの男子と陽キャの女子が繰り広げる珍道中が見所になっていますね。

その中でも特に恋心とおかしな妄想を混同させる市川が個性的だと感じました。

片想いしていることに気付いていない男子が、天然でチャーミングな女子に振り回されていく『僕の心のヤバイやつ』

素直になれない思春期の恋模様を丁寧に表現しています。

肩の力を抜いてくれるコミカルな物語を読んで気分を明るくしてください。

後編

カッターを貸した翌日、市川がドキドキしながら登校してきました。

市川京太郎
「結局昨日山田に課したカッターは返してもらってない、まだ山田の筆入れに入ってるのか?僕の・・・僕の鋭利なものが山田の・・・中に・・・!?」

今日の妄想はおかしな方向に進んでいるようです。

しかし教室に入ると市川の席にカッターが置かれていました。

どうやら山田がカッターを返してくれたみたいです。

市川京太郎
「ま・・・まぁ・・・そうだよな、うんうん」

少しだけガッカリしながら席に座りました。

すぐにカッターをしまおうとするのですが、まだ温もりが残されています。

ここでも市川のおかしな妄想が頭を駆け巡り始めました。

市川京太郎
「まさかずっとコレ握って登校してきたというのか・・・!?返すの忘れないように!?」

恐らく山田はカッターを握って登校した訳ではありません。

しかし市川はその姿を妄想するだけで胸が躍り出すのです。

さらに山田が自分の席を把握していたことも市川を喜ばせました。

そんな中、社会の研究発表が始まります。

市川京太郎
「昨日山田が1人で一生懸命作っていたやつだ・・・僕のカッターも使ってな!」

自分のカッターが役に立ったことを決して忘れません。

ですがここでハプニングが起こってしまいます。

山田杏奈
「あれっ、ねぇこれ・・・私が昨日書いて渡したやつと遠くない?」

山田が制作した資料を同じ班の女子が作り直していました。

お菓子を食べながら制作したので山田の資料はとても汚かったのです。

市川京太郎
「糞ビッチ!なんてことしやがる!女子はクソ!ちょっと顔が良いやつを妬み嫉みイビリ倒す醜い存在!」

どうしても山田の資料を拝見したかったので市川は女子を殺したいと思ってしまいました。

それでも山田は笑顔を浮かべています。

山田杏奈
「まぁー時間無かったしなー」

そのまま作り直した資料で山田の班が研究発表をスタートさせました。

市川はその様子を退屈そうに眺めています。

すると山田の表情が暗いことに気付きました。

市川京太郎
「め・・・めちゃめちゃ顔が死んでる、やっぱり気にしているじゃないか!」

そのまま山田の班が研究発表を終えると、次に市川の班が発表することになります。

市川は模造紙を完成させたのでクラスメイトに発表を任せることにしました。

やることがない市川は壇上から山田に視線を送ります。

視線を送ると山田は涙を流していました。

市川京太郎
「泣いている・・・そんなちょっとしたことで亡くのか・・・いやちょっとしたことじゃないんだろうな」

模造紙の作成過程を観察していた市川は、山田が1人で頑張っていたことを知っています。

その努力が実らなかったことに同情していると、クラスメイトが外を飛んでいるヘリコプターに注目し始めました。

みんながヘリコプターを見ようとすると、窓際の山田が泣いていることに気付かれるかもしれません。

市川京太郎
「やめろ、泣いてる山田の方を見るな!ヘリなんかどうでもいいだろ、クソバカども!」

このままでは気づかれてしまいます。

どうしても泣き顔を見せたくない市川はクラスメイトの気を引くことにしました。

急に発表を終えたばかりの模造紙を破ってしまいます。

大きな音を立てて破いたのでクラスメイト全員が黒板に注目しました。

市川京太郎
「あぁいいさ・・・僕は頭がおかしいんだ、これで思う存分泣け・・・」
山田杏奈
「ねぇ萌子あのヘリ形ヘンじゃない?オスプレイってやつ?」
市川京太郎
「なんだよぉぉぉぉぉ」

身を挺して守ったつもりなのですが山田は泣き止んだ後だったのです。

市川はクラスメイトから変人だと思われてしまいました。

変人の恋が実ることはあるのでしょうか!?

空回ってばかりいる恋模様の行方は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『僕の心のヤバイやつ』はこんな人にオススメ

ギャグコメ漫画と恋愛漫画が融合した見応えのある物語になっています。

どちらのジャンルが好きな人にもオススメしたい作品ですね。

陽キャに恋したピュアな陰キャを描写していく『僕の心のヤバイやつ』

実は心優しい男子中学生の恋模様を見守りたくなる内容に仕上がっています。

根暗な主人公の恋が成就することを願いながら作品の世界観をご堪能ください。

 

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