『うわばみ彼女』のネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

今回は「後藤羽矢子」先生の『うわばみ彼女』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『うわばみ彼女』はこんな漫画(あらすじ)

上戸や酒豪など酒飲みを表す称号は数多く存在しています。

お酒があまり強くないナツくんは底なしの大酒呑みである彼女にうわばみとという称号を与えました。

無類のお酒好きと同棲するようになったナツくんの毎日は呑んで呑まされ状態になっていきます。

彼女が作るおつまみに舌鼓を打ち、天然の彼女にツッコミながら充実していくナツくん。

美味しそうなお酒とおつまみを4コマで紹介していく『うわばみ彼女』

今回はチャーミングなグルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

お酒が大好きな人は絶対に見逃さないでください。

 

『うわばみ彼女』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ナツくんが同棲中の彼女とお酒を呑んでいます。

ナツくん
「オレの彼女はうわばみだ、上戸、酒豪、左党、そんな表現もある」

対照的にナツくんは下戸というほどではありませんが、彼女ほどはお酒が呑めません。

呑めないことはないのですがお銚子1本くらいが限度です。

カノメ
「そういう人を一言で表す言葉ってないの?」
ナツくん
「中戸・・・?んー今日はもうやめとく」

お酒を呑む量が平均的なナツくんはここでアルコールを控えることにしました。

しかし彼女はもう少し一緒に呑みたいと思っています。

カノメ
「いつもはもう少し飲めるじゃない、もうちょっといきなよー」
ナツくん
「お前な・・・それってアルハラだぞ」

体調によってお酒の量が進まない時もあるためこれ以上呑めません。

それなのにお酒を勧める行為はアルコールハラスメントになるのです。

すると彼女が夜の生活を例に挙げながら反論してきました。

カノメ
「ん・・・今日は疲れてるし・・・」
ナツくん
「ちょっとだけ・・・ちょっとだけ」

一緒のベッドで寝ていると疲れている彼女にナツくんが抱きついてくることが頻繁に起こります。

カノメ
「つまりそれって・・・これと同じことだよね?結局最後までするし」
ナツくん
「す・・・すいません」

自分が知らぬうちにハラスメントしていたことを反省しました。

彼女もアルハラに注意することを心掛けるようにします。

お酒が呑めるといっても個人差があることを彼女は飲み放題に行った時、実感したことがありました。

カノメ
「えーと生ビールをピッチャーでふたつ、普通ピッチャー一人ひとつだよね」

呑めると言った友人なのですが、1人でピッチャーを飲むほどではありません。

この経験で彼女は自分が大酒呑みであることを自覚したのです。

ナツくん
「RPGのパラメータみたいに飲めるレベルが数値化できればいいのにな」

ナツくんの話を聞いていた彼女が自分がどのくらいのレベルなのか質問してきました。

お酒がとても強いため彼女のレベルが99だと答えます。

カノメ
「じゃあもう私、勇者だね」
ナツくん
「いやお前はうわばみだからラミアかな」

勇者ではなくモンスターに例えられてしまいました。

後日、そんな彼女の実家から落ち鮎が送られてきます。

落ち鮎とは秋に獲れるもので脂がのっているため美味しいのですが、ナツくんは内蔵が苦い鮎をあまり好きではありません。

カノメ
「鮎といえば骨酒、まず鮎の骨抜きします、鮎の身を上から叩いて・・・大丈夫・・・怖くないよ、中がほぐれてきたね・・・いい・・・いくよ、よしょっ」
ナツくん
「そのセリフ・・・必要なのか?」

セリフは意味不明なのですが彼女は上手に鮎の骨を抜きました。

そして焼いた鮎をナツくんに食べさせてあげます。

鮎は皮がパリッとしていて内蔵も思ったほど苦くありません。

カノメ
「たくさん焼いたからもっと食べなよ、骨抜こうか?」
ナツくん
「骨抜き・・・オレもやってみようかな」
カノメ
「やってみなよ、女の子を骨抜きにするつもりで」

今度はナツさんが鮎の骨抜きにチェレンジしてみます。

彼女は器用に骨を抜いたのでナツくんにもできるかもしれません。

ナツくん
「い・・・いくよ・・・あ」
カノメ
「あー、やっぱり上手くないね」
ナツくん
「そのやっぱりはどこにかかってんだよ!」

ナツくんが骨抜きに失敗することを予想していたようなセリフです。

続いて彼女が骨酒の準備に取り掛かりました。

まず骨をお茶碗に入れてから熱めの日本酒を注いでいきます。

完成した骨酒を口へ運ぶとあまりの美味しさに笑みがこぼれました。

カノメ
「大丈夫、無理にすすめないし、アルハラしないから」
ナツくん
「一人で吞む気か!」

冗談を言いながら彼女が骨酒を呑ませてくれます。

お酒が強くないナツくんでも骨酒の味に大満足することができました。

カノメ
「やっぱりお酒って誰かと呑むのが一番おいしいね」
ナツくん
「相手がつぶれててもか?」

調子に乗ったナツくんが酔い潰れています。

それでも彼女はナツくんと楽しい時間を過ごすことができました。

次はどんなお酒とおつまみを楽しむのでしょうか!?

 

 

大好きなお酒を楽しむチャーミングな彼女と、天然な行動にツッコミを入れるナツくんのやり取りが微笑ましいですね。

お酒やおつまみを紹介するだけでなく所々に笑えるシーンが用意されていることも嬉しかったです。

読み始めるとお酒が呑みたくなる『うわばみ彼女』

クスッと笑いながらいつの間にか幸せな気分になれる素敵な漫画です。

楽しそうなナツくんと彼女の姿に癒されてみてください。

後編

もうすぐクリスマスです。

ナツくん
「なんかイベント的なことした方がいいのかな・・・」

イルミネーションを見に行くなどイベントを考え始めました。

一人では決められないので彼女に相談することにします。

カノメ
「クリスマス?家でゆっくり過ごそうよ、人の多いとこ好きじゃないしー」
ナツくん
「そうか・・・ツリーぐらい買っとく?」
カノメ
「いいよいいよ、片づけるのメンドクサイし、ケーキもいらないよ、お酒に合わないしー」
ナツくん
「ただの家呑みじゃねーか!」

彼女はクリスマスよりもお酒を重要視していました。

そのため今年のクリスマスはいつもと変わらない家呑みになりそうです。

クリスマス当日、彼女が料理を作り始めました。

カノメ
「料理くらいはクリスマスっぽくしないとね、パプリカやハムやチーズを星の型抜きで抜いてー、料理にちらせば一気にクリスマスっぽく!」
ナツくん
「こういうの・・・ブラフって言うんだよなー」
カノメ
「へー、そうなんだ」

はったりという意味のブラフだと言われるのですが彼女は気にしていません。

刺身や焼き鳥に星型の食材を散らしていきます。

その中には彼女が食べたかった塩辛も用意されていました。

ナツくん
「お前な、いくらブラフでもごまかせないものがあるぞ・・・」

さすがに塩辛はクリスマスっぽくありません。

しかしどうしても彼女は塩辛が食べたかったのです。

色々とツッコミを入れらながら料理が完成しました。

カノメ
「実はお酒もクリスマスを意識したんだ!」
ナツくん
「んー、シャンパン?」

彼女が用意したのは赤城山と緑川という日本酒です。

しかしナツくんにはクリスマスを意識したという意味が分かりません。

カノメ
「赤と緑でクリスマスっぽいでしょ」
ナツくん
「ていうか二升呑む気か?」

彼女は日本酒だけでなくシャンパンも用意していました。

ですがシャンパンにはトラウマがあるようです。

昔、彼女のお父さんがシャンパンを開けた時、栓が勢いよく飛び出してしまい蛍光灯を割ってしまいました。

割れた蛍光管の破片で食卓の御馳走が台無しになってしまったそうです。

カノメ
「お父さんとお母さんが大ゲンカ始めて・・・」

トラウマを抱えているためシャンパンを開ける勇気が出ません。

でもナツくんは日本酒よりもシャンパンが呑みたいようです。

ナツくん
「オレはシャンパンがいいから開けるぞ」

ナツくんがシャンパンの瓶を持つと彼女は別の部屋に逃げ出しました。

怖がる彼女だったのですがナツくんは上手にシャンパンの栓を開けます。

カノメ
「ナツくんすごい、今メッチャ輝いてたよ」
ナツくん
「いつもどんだけくすんでんだ」

シャンパンの栓を開けただけで感動されることに納得できません。

少し複雑な感情を抱きながらナツくんがシャンパンを飲み始めます。

しかしシャンパンに刺身は合いません。

するとここで彼女が甘い物ならシャンパンに合うかもしれないと言い始めます。

カノメ
「そういえば板チョコがあった、これを割って・・・上に切ったスライスチーズをのっける、だまされたと思って食べて!」
ナツくん
「おっ、うまい!なんか甘じょっぱくてチョコとチーズのコクが合わさっていける!」

食べてみるとシャンパンとの相性が抜群でした。

しかも日本酒にも合うことが分かります。

こうして美味しい食事とお酒を味わいながらクリスマスを過ごすことができました。

ですが彼氏はもう少しクリスマスらしいムードが必要だったと後悔してしまいます。

それでも雪が降ってきたので2人は外でホワイトクリスマスを楽しむことにしました。

カノメ
「雪見酒サイコー!」
ナツくん
「さらにオッサン系増してる・・・」

結局クリスマスよりも彼女はお酒を楽しんだようです。

それでも彼女との生活に幸せを感じるナツくんだったのでした。

 

『うわばみ彼女』はこんな人にオススメ

グルメ漫画とラブコメ漫画が好きな人にオススメしたい作品です。

お酒と食事を楽しむ幸せそうな男女の姿を読んでいるうちにハッピーな気分になれる素晴らしい漫画ですよ。

4コマ形式でストーリーが展開していくのでどんどん読み進めることができる『うわばみ彼女』

お酒が好きな人は紹介されているレシピなどを参考にしてみてください。

またお酒が苦手な人でも2人の恋模様が楽しめる物語になっています。

 

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